SES Plusな人(インタビュー)
現役大学生アイドルの突撃インタビュー#3 動画クリエイター ×SESエンジニア
2022.07.27 | 最新更新日 2023.03.10

本記事は、SESでユニークな活躍を見せるSES Plusな「人」を紹介していきます。SESで働く上で得られるメリットやリアルな働き方への感想、プライベートの過ごし方など、活躍中のエンジニアに様々な方向から迫るインタビュー記事です。第三弾である今回は、エンジニアと映像編集という二つの顔を持つ沢田祐樹さんへのインタビューを行いました。現役アイドルとして活躍する音井結衣(おといゆい)さんが、SESについて皆様が抱いている疑問を代表してインタビューしていきます。
プロフィール
沢田祐樹さん
経歴:2018年、Modisに入社
現在はエンジニアとして、大手自動車メーカーの自動車の部品(ラジエーター)を製作する部署に配属。Modisとしてはチームリーダーとして働いており、五人のメンバーをまとめている。SESでエンジニアとして活躍しながら、VTuberや動画編集など多岐に渡る活動を行う。
音井結衣さん
経歴:アメリカ・ケンタッキー州出身
アイドルユニット「notall」のメンバー
ビデオゲーム「ロードモバイル」大型看板「ケンズカフェ東京」イメージガール
2020全日本ガールズダンスコンテスト2020特別賞
名前を、以下で表記します。
沢: 沢田さん
音: 音井さん
地に足をつけて働くためにエンジニアに
音:元々は映画監督を目指されていたということですが、映画監督を目指されていた理由はなんでしょうか?
沢:小さい時からの夢である、旅客機のパイロットになりたくて大学で理系の勉強をしていたのですが、アルバイトなどで色々な大人と関わるにつれ、進路について考えるようになりました。エンジニアの道を考えたこともあったのですが、そのときは小さい頃から好きだった映画に注目しました。それで、大学で初心者向けの映像制作を行ってみたら非常に楽しかったんです。最初に自分で作ったものを人に見せたときにものすごく緊張したのですが、「面白かった!」「すごいね!」と言ってもらえたのがとても嬉しかったんです。
音:映像制作の醍醐味ですね!大学生で進路を考える際にもエンジニアが視野にあったんですね。
沢:そうですね。やっぱり、理系の勉強をしていたので、スキルを活かしたいと思った際に「ものつくり」が選択肢の1つとしてありました。
映画監督を目指すだけだと金銭的にも厳しかったので、20代の後半に差し掛かったあたりから地に足つけて働こうと思ってエンジニアになりました。大学の理系の知識を活かして、どうやったら一番稼げるかなと考えていた結果がエンジニアですね。それで、自動車メーカーの、ラジエーターという部品を製作する部署に配属されました。
サブリーダーになるために自分の意志をアピール
音:最初はサブリーダーをされていたということなのですが、サブリーダーになるためにされたことなどはありますか?
沢:元々リーダーやマネジメント層になりたいという思いはあらかじめグループ長に伝えていました。というのも、今の会社に入る前の職場ではマネジメント職はやらせてもらえず、転職求人にマネジメントをやりたい人とあって、これだ!と。
音:やりたいという意識を持っている人が役割をもてる感じですね。ちなみに、サブリーダーになって一番大変だった仕事はありますか?
沢:サブリーダーの時は、全然大変ではなかったと思います。元々マネジメントをやろうと考えていたので……逆にリーダーになってからは、メンバーを評価するのが大変でした。メンバーのキャリアアップやその後の将来に繋がってくるので、プレッシャーや責任が大きかったです。
エンジニアと映画監督は通ずるところあり
音:エンジニアとして働くようになって変わったことはありますか?
沢:収入は全然違いますね。比べ物にならないくらい上がりました。(笑)
あとは、もちろん知識だったり、仕事の内容だったりは違います。ただ最近は、映画監督と自動車メーカーは似ている部分もあると感じています。自動車も、いろんな部品の担当者が集まって一つの車というものを作るのですが、映画も同じで、脚本書く人やADの人、役者の人などいろんなスペシャリストが集まって一つの映画を作るので、多くの人が関わって出来上がるという部分においては似てるなと思ってます。
今のポジションであるリーダーでも、一つの作品を作るために人をまとめるという部分が同じなので、何か指示を出したりというスキルは仕事にも役に立っています。
動画制作は休日と朝活で
音:今は働きながら動画制作(VTuberや動画編集など)を行っているということですが、時間の確保ってどうしてるのでしょうか?
沢:動画編集したりとか何か作業をしたりする場合は、土日とか、あとは最近朝活を始めたので朝に行ってます。特にここ数年は在宅が増えたので、週4日在宅勤務で、勤務時間は基本的に9時から18時で朝活がしやすい環境ですね。
音:時間を有効活用してるのですね。動画作るのって結構大変ですよね……。
沢:そうですね、ゲームやったりとか雑談したりとか色々やってるんですけど、「歌ってみた」の動画は特に時間がかかりますね。テロップだったりとか歌詞を全部合わせなきゃいけないので、原曲をリスペクトして作ろうとするとめちゃくちゃこだわりがあるので中々終わらないです。(笑)今は完全に二人三脚でやっているので、企画から運営まで全部1人で行う必要があります。でも、スケジュール管理などはリーダーの経験が役に立ってますね。
動画制作での考え方が資料作りにも
音:動画制作の経験がエンジニアの仕事に活かされているなと感じることはありますか?
沢:最近資料を映写する機会が増えてきて、その資料作りに役立っていますね。目で訴えるものって強いなとは昔から思っていて。人に説明する時に、このストーリーで言ったら面白いだろうなとか、配色にもこだわってみたりとか。
色には最近特にこだわっていて、サムネイル作ったりとか資料作る時に組み合わせのいい色にしてみたりとか。
そこまで自分自身センスがいいとは思ってないので、色に関する本を買って、3色しか使わないとか基本に忠実に行ってます。まずはなるべく冒険せずに。(笑)
音:すごく細部までこだわっているんですね!
もし可能であれば、動画を効率よく作成するために編集のコツなどってお伺いできたりしますか?YouTubeやってるんですけど、自分で全部編集してて大変で今放置しちゃってて……。(笑)
沢:編集のコツ……うーん……コツコツやることですね!(笑)
あと、何のソフトを使ってるかにもよるんですけど、ソフトのショートカットなどを使っています。何のソフトを使ってますか?
音:私は全部携帯でやってて。
沢:あっ……。携帯……。携帯はちょっと大変だなあ。(笑)
SESエンジニアとして働く上で感じるやりがい
音:SESエンジニアとして働く上でのやりがいや仕事をしていて嬉しいと感じることはありますか?
沢:そうですね、僕が今働いている会社はとても自由に動けます。エンジニアの仕事というわけではないですが、eスポーツ大会を企画したり、仕事内のワーキンググループを作ったり、色々と挑戦させて頂いています。直近では、グループ内のメンバーをより知ることができるようにお互いの自己紹介カードを作るとか、組織のつながりを深めていけるようなものを作ろうとしています。
音:楽しそうですしやりがいもありそうですね!グループ全体を盛り上げていこうとするようなモチベーションは、どこにあるのでしょうか?
沢:根底には、ものづくりを含めて楽みたいというのがあります。そして結果的に自分の経験としての力にもなるので、一石二鳥だなと。(笑)
今後成し遂げたいと思っている夢
音:今後やりたいと考えていることや、夢などはありますか?
沢:(待ってましたという表情で)今、メタバースが注目されていて、今後バーチャル空間がより重要視されていくと思うんです。そのバーチャル空間ができた際に活躍できるようなVTuberをプロデュースしたいです。3D空間で活躍できるVTuberを作ることが夢ですね。エンジニアの夢じゃなくてすみません。(笑)エンジニアとしては、コツコツ経験を積みたいです。(笑)
SESで良かったと思うこと
音:SESだからこそ得られるメリットは何だと思いますか?
沢:SESは、割り切れるところがあると思います。もらった仕事をしっかりとこなしていれば、プライベートも仕事も充実できる。今後、プライベートも重視される社会になると思うのですが、SESはプライベートを確保しやすい働き方ができると思いますね。他にも、自社とは違う社員さんと関わるので、常駐先の年下の社員さんを見て、頭の回転の速さや考え方に悔しさを覚えつつ、自分の弱みや強みを認識できたというのは大きいです。
あなたにとってのSESとは
音:最後になりますが、沢田祐樹さんにとってのSESとは?を教えていただいても良いでしょうか?
沢:何だろうな……。難しいですね。(笑) 夢と現実を両立できる働き方ですね。
まとめ
沢田祐樹さんは、「楽しむ」をコンセプトに、映画監督志望という面白い経歴からエンジニアとして活躍されるようになったというユニークな活躍を見せる方です。元は異なる業界におり、SESで働きはじめた現在でも動画編集などの自分の「好き」を大切に働かれている沢田祐樹さんの姿を魅力的に感じた方も多いでしょう。インタビュー内では、SESならではのメリットを活かし夢に奔走する、魅力的な働き方とは何かについて考えさせられる様々な場面がありました。VTuberなどの最新トレンドや、メタバースなどにもさらに視野を広げて活動したいという沢田祐樹さんには、ぜひ今後も素敵な「夢と現実を両立させる」働き方を継続していただきたいです!






