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エンジニアのキャリアパスを4つの観点から徹底解説!業界・ポジション・職種・雇用形態で考えよう

2023.01.16最新更新日 2023.01.17

エンジニアのキャリアパスを4つの観点から徹底解説!業界・ポジション・職種・雇用形態で考えよう

今回はエンジニアのキャリアパスについて説明します。
「もっと楽しいキャリアを歩みたい」
「今のエンジニア業務が辛い」
「他にどんな選択肢があるかわからない」
そういう方にこそ読んでいただきたい内容です。
エンジニアが選べる選択肢を徹底的に網羅し、「業界」「職種」「ポジション」「雇用形態」のそれぞれに焦点を当て、わかりやすく解説しました。この記事1本読めばキャリアの迷いが無くなります。ぜひ参考にしてください。

エンジニアのキャリアパスが重要な理由

エンジニアには多種多様なキャリアパスがあります。選択肢が多いため、具体的なキャリアパスを考えないと、理想的な働き方を実現できない可能性が高いでしょう。今のうちから綿密なリサーチを行い、ご自身の歩むべき道を明確にしておくと、「こんなはずじゃなかった」と後悔せずに済みます。

エンジニアのキャリアパスで重要な観点

エンジニアのキャリアパスで重要な観点は以下の4つです。
●IT業界の分類
●職種
●ポジション
●雇用形態

「エンジニアのキャリア選択肢 = IT業界分類 x 職種 x ポジション x 雇用形態」となるため非常に選択肢が多いです。そのため4つの観点に着目し、自身の強みや理想と照らし合わせてキャリアデザインする必要があります。偏った観点だけで決めてしまうと、後悔することもあるので注意しましょう。
これから「業界」「職種」「ポジション」「雇用形態」それぞれの観点について解説するので、エンジニアとして理想のキャリアを歩むためにもぜひ参考にしてください。

エンジニアのキャリアパス:IT業界の分類編

ここではIT業界の大まかな分類について解説します。一言でIT業界といっても、「Web」「ソフトウェア」「ハードウェア」「通信キャリア」「SIer」など様々な分野が存在し、選択肢が非常に多いです。加えて、新たな可能性が期待される技術として、ビッグデータ、AI、IoT、VR、ARなども出てきました。
様々な業界が存在し、今後も新たな業界が出現することを頭に入れながらキャリアデザインしましょう。

Web

Web業界はWebサイトやWebアプリの開発、Webサービス提供、Web広告運用、Webマーケティングなどを行う業界です。Webアプリを開発している企業としては「GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)」が有名で、「SNS」「ソーシャルゲーム」「検索エンジン」「ECサイト」など様々なWebアプリがあります。

ソフトウェア

ソフトウェア業界は、コンピューターを動作させるためのプログラムであるソフトウェアを開発します。主な開発ソフトは「OS」「アプリケーション」「デバイスドライバ」「ミドルウェア」「ファームウェア」などです。クラウド化の促進、IoTの普及、ビッグデータ活用、テレワークに伴うセキュリティ強化などの影響を受け、ソフトウェア開発も需要が高まっています。

ハードウェア

ハードウェア業界では、ハードウェアに関する企画や設計、開発などを行い、コンピューターシステムを構成する機器の中でも「見える部分」を作ります。時代の流れに合わせて新製品を開発し続ける必要があり、常に最新のハードウェアに関するキャッチアップが求められます。
ハードウェアは電気回路も扱うため、安全性にも配慮した設計や開発が必要であり、ソフトウェア、光学、物理、品質管理、生産管理の知識も求められます。

通信キャリア

通信キャリア業界は、「固定回線」「無線回線」「海底ケーブル・衛星通信」などの通信インフラを扱います。代表的な企業としてはNTT、ソフトバンク、KDDIなどがあり、生活に欠かせない業界です。

SIer

SIer業界は、顧客企業の課題を解決するシステムの企画、開発、設計、導入を請け負います。例えば、クレジットカード決済、電子マネー決済、会計業務、チャットツール、勤怠管理ツールなど様々なシステムが開発の対象です。

エンジニアのキャリアパス:職種編

エンジニアには様々な職種が存在します。個人の強みや興味関心により、それぞれに向いている業務内容は異なるので、最高のパフォーマンスが発揮できる職種を見つけるといいでしょう。

Webエンジニア

WebエンジニアはWebアプリケーションの設計や開発を行い、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアといった更に細かい職種に分けられます。
開発・テスト・運用保守まで全ての工程を担当するWebエンジニアも存在し、プログラミングスキルだけではなく、データベース、サーバー、インフラ、クラウドなどの知識も必要です。

インフラエンジニア

インフラエンジニアはシステムやインターネットを使用するために必要なサーバーやネットワークの設計・構築・運用・保守を行います。更に細かい職種に分類でき、ネットワークエンジニア、クラウドエンジニア、サーバーエンジニア、セキュリティエンジニアなどが存在します。

フィールドエンジニア

自社製品の定期的なメンテナンスやトラブル解決、納入時の製品説明やサポートをします。また、現場でお客様に直接サービスを提供する場合もあり、技術をわかりやすく説明する能力が要求される職種です。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、技術的な側面から営業をサポートします。またお客様の意見を吸い上げ、商品開発に反映させるポジションでもあるため、顧客満足度向上に対する貢献度も高いです。営業寄りの業務であるため、技術的な知識のみではなく、セールスの知識も兼ね備えた人材が重宝されるでしょう。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業の課題分析と解決策提案、IT技術を用いた業務改善、ITシステムの導入などを行います。経営課題を把握して作るべきシステムを明確にするポジションのため、システムエンジニアよりさらに上流の工程を担当する職種といえるでしょう。

データサイエンティスト

データにもとづいて合理的なビジネス判断を行い、データの価値や活用方法を理解している人材です。統計解析、ITスキル、マーケティングなど幅広く専門性の高いスキルや知識が要求されます。企業の業績に対する貢献度が大きいやりがいのある職種と言えるでしょう。

エンジニアのキャリアパス:ポジション編

エンジニアにも様々なポジションがありますが、どのポジションが良くてどのポジションが悪いという話ではありません。スペシャリストは、特定の分野に強みがある反面、業務範囲は狭いとも言えます。ジェネラリストは、幅広い業務に対応できる反面、特定の強みがないとも言えます。
どのキャリアにも、メリットがあればデメリットもあります。「どちらが優れているか?」という観点ではなく。ご自身の強みに合わせてキャリアを選びましょう。

スペシャリスト

スペシャリストは、一つの分野のスキルを極めていきます。そのため、特定の分野で力を発揮しその道の第一人者になりやすいです。「社内でも自分のポジションを作りやすい」というメリットがある反面、時代の移り変わりにより需要がなくなる可能性もあるので、常にトレンドに敏感になっておくことが大切です。

ジェネラリスト

ジェネラリストは、分野を限定せず幅広い知識や経験を持ちます。プログラミング言語、フレームワーク、ミドルウェア、ネットワーク、データベースなど、システム開発全般に関わるのが特徴です。
ジェネラリストは、多角的な観点から物事を分析し柔軟に問題解決します。バグが起こった時にもフレームワークだけに目を向けるのではなく、データベースはもちろん、インフラやハードウェアにまで目を向け、原因の切り分けを行い、解決へ導ける人材といえるでしょう。
柔軟性が高い反面、特定の強みがなく各分野の知識はスペシャリストに比べると劣りやすいと言えるでしょう。自身の特性を器用貧乏と捉えるか、「ジェネラリスト」という強みとして活かせるかは自分次第なので、ぜひポジティブに考えキャリアに活かしましょう。

マネージャー(管理職)

マネージャー(管理職)とは、プロジェクトマネージャーなどのポジションのことです。目標設定、業務の進捗管理、部下のマネジメントを行います。他部署や他社と協力しながら業務を進める場合もあります。予定通りにプロジェクトを進めるためにも、PIMBOCを学んでおくといいでしょう。

エンジニアのキャリアパス:雇用形態編

どのような雇用形態で働きたいのかを考えることも大切です。収入だけではなく福利厚生面も考慮する必要があります。「毎月安定した収入が欲しい」「自由に参画する案件を決めスキルアップしていきたい」など、自身の要望に沿って「正社員」か「フリーランス」かを選んでください。

正社員

正社員のメリットは、「給料が安定している」「福利厚生を受けられる」「社会的信用がある」という点です。収入や保証の心配をせず、安心してエンジニアを続けていきたい方に向いている働き方と言えるでしょう。
逆に、正社員のデメリットは「給料が上がりにくい」「異動や転勤の可能性がある」「副業できない場合がある」という点です。「ガンガン働いて、実力に見合った報酬が欲しい」という方にはあまり合わない働き方かもしれません。
もちろん、報酬面の待遇に関しては、所属する企業の人事評価制度に大きく影響を受けます。正社員の全てが、給料が上がりにくい企業で働いているわけではないので、その点はご注意ください。大切なのは、ご自身にとって理想的な労働条件を明確にし、その条件を満たした企業を見つけることです。

フリーランス

フリーランスのメリットは、「実力次第で収入を上げられる」「自由度の高い働き方ができる」「人間関係のストレスが減る」「自分の強みを活かして働ける」「柔軟にキャリアデザインできる」という点です。特に報酬や働き方の面で自由度が高く、柔軟性の高い労働環境のもと、実力を磨いてどんどん報酬を上げていきたい方に向いているでしょう。
逆に、フリーランスのデメリットは「報酬が不安定」「福利厚生がない」「生活リズムが乱れやすい」「税務などの事務作業が発生する」「社会的信頼を得にくい」という点です。会社に守られた立場にないため、良くも悪くもご自身の実力次第で満足度が大きく変わる働き方と言えるでしょう。
フリーランスとして理想のキャリアを実現するには、実力を磨き続け、常に高いパフォーマンスを発揮することが大切です。また、会社が守ってくれるわけではないので、体調不良で稼働できない場合は報酬が0になってしまいます。安定した稼働を実現するためにも、常に健康的な生活を心がけることが大切です。

エンジニアが理想的なキャリアを歩むための6ステップ

エンジニアが理想的なキャリアを歩むための6ステップは以下の通りです。

●1.自己分析する
●2.業界動向を把握する
●3.キャリアのゴールを決める
●4.必要なスキルを洗い出す
●5.目標と期限を決める
●6.行動しながらPDCAを回す

1.自己分析する

自分の強みを理解し、理想とする人生を明確にすると、最適なキャリアデザインが可能になります。もし、ご自身が弱みとする能力を要求される業界・職種・ポジション・労働形態で働いてしまうと、自己肯定感が下がり、ストレスを抱えることが増えるのでご注意ください。
まずは自身の強みに焦点を当て、結果を残しやすい分野で活躍することが大切です。そうすると自己肯定感も高まり、エンジニアとして毎日を楽しく過ごせるようになります。

2.業界動向を把握する

成長市場のIT分野に注目することも大事です。ビッグデータ、IoT、人工知能、クラウドなど、技術の進歩は時が経つごとに加速しています。常にアンテナを張り、時代に合わせてキャリアデザインを最適化してください。

3.キャリアのゴールを決める

ご自身にとってのキャリアのゴールを決めることも大切です。どの業界・職種・ポジション・雇用形態で働きたいのか、将来性、楽しさ、強み、収入、保障など、様々な観点から決めましょう。とはいえ、最初から完璧なゴールを決めなくても大丈夫です。100点満点を目指すのではなく、今考えられる中でベストのゴールを考えましょう。

4.必要なスキルを洗い出す

効率よく学習を進めるためにも、ゴールから逆算し必要なスキルを洗い出すことが大切です。例えば正社員として上流工程を担うシステムエンジニアになりたい場合だと、必要なスキルは以下の通りです。
●必須:上流工程のスキル(要件定義、基本設計、詳細設計)
●あると良い:開発関連のスキル(プログラミング、テスト)
上記のように、ゴールを達成するにあたって必要なスキルが明確になると、以下のように再現性の高いキャリアパスも描けます。

ゴール:正社員として上流工程を担うシステムエンジニアになる
キャリアパス戦略:開発関連スキルを身につけアピールポイントを増やし、システムエンジニアに転職する
具体的なキャリアパス:
●サーバーサイドエンジニアで実務経験を積む
●サーバーサイドエンジニアをやりながら設計の実務を経験する
●設計の経験を積んだらシステムエンジニアにキャリアチェンジする

5.目標と期限を決める

目標と期限がないと、予定通りに進んでいるかどうかを把握できずだらけてしまい、いつまで経っても理想的な働き方が手に入りません。KGIとKPIの設定を行い、いつまでにどういう行動をするのか決めることが大切です。
その際、数値目標を設けるとあいまいさが消え、目標と現実のギャップも明確になり、とるべき行動も考えやすくなるでしょう。結果として目標達成率が高まるため、目標と期限の設定は大切です。
目標と期限を明確にした場合、キャリアパスは以下のように設定できます。

ゴール:正社員として上流工程を担うシステムエンジニアになる
キャリアパス戦略:
開発関連スキルを身につけアピールポイントを増やし、システムエンジニアに転職する
具体的なキャリアパス:
●サーバーサイドエンジニアとして3年間の実務経験を積む
●実務経験4年目に設計の経験を積む
●実務経験5年目には要件定義等の上流工程に関わるエンジニアになる

6.行動しながらPDCAを回す

個人の特性だけではなく、時代の変化も大きく影響するため、最初から完璧なキャリアデザインを作るのは難しいです。常にPDCAを回しながら目標を最適化する必要があるので、タスクの期限、学習時間、1日の完了タスク数など、数字で振り返る癖をつけるといいでしょう。
以下のようなポイントについて、ぜひ定期的に振り返る時間を作ってみてください。
●いつまでにどのスキルをどれだけ学習すべきか
●目標に対していくつ完了させることができたか
●加えるべき目標や削除すべき目標はないか
●目標の難易度は適切か

エンジニアにおすすめの転職エージェントを知りたい方はこちら

エンジニアにおすすめの転職エージェントに関しては、こちらにてわかりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ITエンジニアに勧める転職エージェント5選

SES Plusでもお仕事検索が可能

SES Plusでもお仕事検索が可能です。経験者、未経験者向けの求人があるので、気になる方はこちらもチェックしてください。
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まとめ

エンジニアは多種多様なキャリアパスがあり、選択肢が多いため、明確なキャリアデザインがないと理想的な働き方を実現できない可能性が高いです。
「本当はマネジメントなんてやりたくないのに、マネジメントをやらされることになってしまった」ということが起きないように、ぜひご自身が理想とする働き方を明確にしてください。綿密なリサーチを行い、自身の歩むべき道を考えておくと後悔せずに済みます。
ぜひ「エンジニアのキャリアパスで重要な4つの観点」と「エンジニアが理想的なキャリアを歩むための6ステップ」を参考にし、理想的なキャリアデザインを実現していただけたら幸いです。

【エンジニアのキャリアパスで重要な4つの観点】
●IT業界の分類
●ポジション
●職種
●雇用形態

【エンジニアが理想的なキャリアを歩むための6ステップ】
1.自己分析する
2.業界動向を把握する
3.キャリアのゴールを決める
4.必要なスキルを洗い出す
5.目標と期限を決める
6.行動しながらPDCAを回す

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