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田舎でも大活躍できるエンジニアの特徴を徹底解説

2022.10.14最新更新日 2022.10.22

田舎でも大活躍できるエンジニアの特徴を徹底解説

近年、リモートワークの普及により、働く場所の選択肢が非常に広がりました。エンジニアの中には、「田舎でまったり暮らしながら仕事がしたい」という方もいるのではないでしょうか。

そこで、都会との違いを踏まえながら、田舎でも大活躍できるエンジニアの特徴を紹介します。田舎に移住するメリットデメリットや、具体的な移住の準備についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

田舎と都会でエンジニアの仕事は違う?

エンジニアの仕事

田舎と都会とでは、エンジニアの需要や求められるスキルなどに違いがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕事の数や種類は都会のほうが多い

田舎は、都会よりもエンジニアの案件が少ない傾向にあります。田舎ではエンジニアを必要とするインフラ整備や、Webサイト制作に取り組む企業が都会よりもまだまだ少ないからです。とはいえ、田舎にエンジニアがまったくいないわけではありません。フリーランスのエンジニアとして、都会の仕事をリモートで請け負っている方も多くいます。中には、都会の会社に属しながら、田舎でフルリモートしながらチームマネジメントを担っている方もいるのです。

仕事の種類でみると、Web系の案件は田舎在住のエンジニアでも獲得しやすい傾向にあります。対して、金融などセキュリティ対策に厳しい案件は田舎からのリモート勤務は難しく、都会のエンジニアが担当するケースが多い状況です。

田舎はゼネラリストが求められる

田舎はエンジニアの人数が少ない分、1人でさまざまな仕事を請け負うことが必要です。そのため、幅広い分野の知見がある「ゼネラリスト」が求められます。一方、都会はエンジニアの人数が多い分、分業制となるケースが少なくありません。その分、特定の分野に特化した「スペシャリスト」が求められます。求められるスキルの範囲が異なる点も、田舎と都会のエンジニアにおける大きな違いといえるでしょう。

エンジニアが田舎へ移住する3つのメリット

エンジニアが田舎へ移住する3つのメリット

田舎はIT化の進みが都会よりも遅い分、エンジニアの需要がまだまだ少ない状況です。しかし、ジャンルや職種によっては田舎からのリモートワークも可能であり、高い年収も見込めます。とはいえ、「同じリモートワークなら、なにかと便利な都会のほうがいいのでは?」と疑問に思う方も多いでしょう。そこで、田舎に移住するメリットを3つ紹介します。

自分の好きな環境で働ける

エンジニアが田舎に移住する最大のメリットは、自分の好きな環境で働ける点です。海や山など自分の好きな環境が身近にあることで、仕事の合間にリフレッシュしやすくなります。モチベーションや仕事のパフォーマンス維持・向上につながり、作業効率もグンとアップするでしょう。

ただし、好きな環境だからといって、人里から離れすぎた場所に移住することはあまりおすすめできません。買い物など普段の生活が不便になったり、災害時の危険性が高まったりするからです。移住先は、自分の好きな環境と生活の利便性という2つの視点で検討すると良いでしょう。

貯金しやすい

貯金しやすいのも、田舎に住むエンジニアのメリットです。貯金の方法は収入を増やすか、支出を減らすかのいずれかしかありません。田舎のエンジニア案件であれば収入が減るものの、家賃などの生活費が安いため、結果として手元に残るお金が増えます。田舎と都会の家賃相場はどれくらい違うか、具体的な数字を見てみましょう。

ワンルーム 1LDK 2LDK
東京都 4.67~12.27 6.13~22.19 6.88~37.44
北海道 3.15~4.64 4.45~6.34 5.03~9.20
島根県 4.58~4.67 5.43~6.02 6.15~7.56
長野県 3.53~5.52 4.76~6.33 5.58~7.99

※ (単位:万円)

北海道や島根県、長野県は、2022年の住みたい田舎ベストランキングのトップ3に入った都道府県です。いずれの家賃相場も東京都より安く、とくに最高値にいたってはほとんどで3分の1以下となっています。たとえば、ワンルームに住むエンジニアの月給が30万円の場合、手元に残るお金は東京都では18〜25万円、北海道では25〜27万円です。ここからさらに食費や光熱費が引かれることを考えると、田舎のほうがいかに貯金しやすいかわかります。

また、都会のリモート案件を請け負えば、収入を増やしつつ、支出を抑えることも可能です。一軒家の購入などの夢を叶えるため、一時的に田舎でリモートワークしながら貯金するのもよいでしょう。

ワークライフバランスを大切にできる

リモートワークの場合、コワーキングスペースへ通う以外は基本的に通勤時間を必要としません。案件によっては比較的自由に仕事時間を設定できるため、プライベートの時間を確保しやすいメリットがあります。

とくに、アウトドア系の趣味がある、自然豊かな環境で子供を育てたいという方は田舎からのリモートワークがぴったりです。ワークライフバランスを重視したい方は、田舎への移住をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

エンジニアが田舎へ移住する2つのデメリット

エンジニアが田舎へ移住する3つのメリット

エンジニアが田舎へ移住すると、仕事やプライベートが充実したり、金銭面の負担が減ったりするメリットがあるとわかりました。メリットがあるということは、もちろんデメリットもあります。田舎への移住を迷っている方は、先ほど紹介したメリットと次に挙げるデメリットを比較してみてください。

トレンドの技術に触れにくい

地方企業の案件では、そもそも基本的なITインフラが整っていないケースが珍しくありません。エンジニアの仕事内容としてはITインフラが不十分なところへの介入が多く、トレンドの技術に触れにくい環境といえます。そのため、IT業界の最前線で働きたい、最新の知識や技術を身につけていきたい方には田舎への移住は不向きです。

とはいえ、リモートワークが普及した近年では、都会の案件を田舎で受けることもできます。とくに、Webサイト制作などのWebコンテンツ系はリモートワークで受けやすい領域です。「田舎からでもトレンドの技術に触れたい!」と強く思う方は、受注案件を厳選してみるとよいでしょう。

セミナーや勉強会へ参加しにくい

エンジニアが田舎に移住するデメリットは、セミナーや勉強会に参加しにくい点にもあります。セミナーや勉強会は都市部での開催が多いため、忙しい仕事の合間をぬって参加するには時間的・距離的に難しいためです。しかし、最近では新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、リモート開催するセミナーや勉強会も増えています。リモート参加であれば交通費も必要ないため、以前よりも随分と参加しやすくなったといえるでしょう。

また、フリーランスとして田舎で働くなら、ネット上で疑問や不安について相談できるコミュニティへの参加もおすすめです。田舎暮らしのフリーランスエンジニアは孤独になりがちですが、コミュニティに参加することで縦や横のつながりを得られます。実践的な知識や技術について知る機会を得たり、時には新しい仕事を紹介してもらえたりするチャンスにも恵まれるでしょう。

田舎でも大活躍するエンジニアの特徴5選

エンジニアの特徴

田舎へ移住したとしてもエンジニアとして活躍できなければ、先ほど紹介したようなメリットを感じられず、デメリットばかりが先行してしまいます。では、どのようなエンジニアなら田舎でも成功するのでしょうか。ここでは、田舎でも大活躍するエンジニアの特徴を5つ見ていきましょう。

コミュニケーション能力が高い

田舎暮らしのエンジニアに最も必要なのが、コミュニケーション能力です。田舎ではエンジニアの同業者が少ないため、ITに慣れていない方にも分かりやすく伝える力が大切になります。高いコミュニケーション能力は、メンバーとの交流がオンラインのみとなるフルリモートでも同様に大切です。こまめに声をかけて信頼関係を築き、進捗状況などを気軽に共有調整できるようにする必要があります。

コミュニケーション能力が活きてくるのは、仕事だけではありません。近隣や地域住民との関わりでも、コミュニケーション能力が必要です。とくに、「生まれも育ちも都会で、田舎暮らしは初めて」というエンジニアが移住先に住み続けるためには、近隣住民と良好な人間関係を築くことが大切になります。不明な点を近隣住民に聞き、時には助けてもらうことで、少しずつ田舎暮らしに慣れていくでしょう。

幅広い知識と技術を持っている

田舎のエンジニア案件では、さまざまな業務を1人で担当するケースが多いと紹介しました。つまり、田舎でエンジニアとして活躍するためには、幅広い知識と技術が必要です。もちろん、知識や技術は単に持っているだけでなく、実際に扱えるほどのレベルが求められます。

また、フルリモートしたいなら、マネジメント力も身につけましょう。マネジメント職のような上流工程を担う職種であれば、現場で作業する必要はほぼありません。報酬単価も上がり、働く時間を減らしてプライベートを大切にする働き方もできます。

臨機応変に対応できる

田舎ではエンジニアの同業者が少ないため、トラブルが発生したときも1人で対応できるような力が必要です。また、ITに慣れていない方は、エンジニアのスケジュール感がよくわかりません。想定よりも時間がかかる仕事を「明日までにお願い」と、無理難題を押し付けてくるケースもあるでしょう。そのようなとき、作業に優先順位をつけたり、必要に応じて取り組む作業の順番を変えたりするなど、臨機応変な対応が大切になってきます。

問題解決能力に長けている

先ほど紹介したように、田舎のエンジニアは1人で対応する場面が珍しくありません。トラブルが発生したとき、臨機応変さと同時に必要なのが問題解決能力です。トラブルが起きた原因の分析や仮説検証などをロジカルに考えられる、かつ実践できる力が必要になります。

また、業務の効率化など職場環境の課題にも気づき、解決策を見出す力も大切です。職場環境を改善することで自他ともに働きやすくなり、おのずとトラブルの発生も少なくなるでしょう。

自分の言葉に責任を持てる

田舎で活躍できるエンジニアとは、移住先の職場・リモートワーク問わず、自分の言葉に責任を持てる方です。とくに1人職場の場合、自分の言葉がすべてとなります。たとえ間違った内容であっても、それを正す機会を得られません。間違ったまま仕事が進むと、いずれ大きな問題として自分たちへ降りかかってくる可能性が高まります。田舎のエンジニアは個としての責任が増え、大勢の中の1人ではいられないのです。

自分の言葉に責任を持つためには、根拠となる確かな知識が必要になります。エンジニアとして田舎で成功する上では、経験年数にかかわらず勉強し続ける姿勢が大切になってくるでしょう。

田舎への移住に必要な3ステップ

エンジニアの特徴

いざ田舎暮らしを始めようにも、「何から準備すればいいのか、よくわからない」というエンジニアも多いのではないでしょうか。最後に、田舎への移住を本格的に検討したい方に向けて、必要な準備を3ステップに分けて紹介します。移住後に後悔しないよう、1つずつチェックしていきましょう。

移住の目的をハッキリさせる

はじめに決めておきたいのが、移住の目的です。なぜ田舎で仕事をしたいのかハッキリさせておかないと、ちょっとしたトラブルで挫折しやすくなってしまいます。移住を取りやめて再度引っ越すとなると、移住費用がもったいないだけではありません。キャリアの空白ができ、次の仕事を見つけるまでに時間がかかってしまうでしょう。このような事態を避けるためにも、先ほど紹介したメリット・デメリットも参考にしながら、田舎で働く目的をしっかり決めることをおすすめします。

移住先の情報を集める

移住の目的が決まったら、次は移住先の情報収集です。どんな場所に移住したいか、ある程度自分の中でイメージしておくと、より効率的に情報収集できます。情報の収集先は地方創生プロジェクトのホームページをはじめ、ふるさと回帰支援センターなどにいる専門家から話を聞くのもよいでしょう。とくに移住したい場所のイメージがない場合でも、移住支援金対象となる案件を通して移住先を決めるのもひとつの方法です。移住先の目星がある程度ついたら、実際に訪問してスーパーといった生活圏内にある施設や交通の便などを確認しましょう。

移住計画を立てる

移住先が決まったら、移住計画を立てます。移住計画における検討事項は、おもに次の3つです。

・移住する時期

・引っ越し費用

・移住後の生活費 

など

空き家を利用する場合は、掃除やリフォームも必要になります。「予想外に費用がかかり、移住後の生活が苦しい」という事態にならないよう、移住計画は慎重かつ入念に検討していきましょう。

エンジニアの田舎暮らしには幅広いスキルが必要

田舎のエンジニア案件は都会よりも少ない分、1人当たりの業務負担が大きく、幅広いスキルが必要です。しかし、自分の好きな環境で働ける上、家賃や物価が安く貯金しやすいなどのメリットがあります。トレンドの技術に触れにくいなどのデメリットもありますが、リモート開催のセミナーや勉強会に参加することは田舎からでも可能です。ライフワークバランスを大切にしたいエンジニアは、田舎への移住を検討してみてはいかがでしょうか。

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