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エンジニアが派遣・SIer・自社開発で働くメリット・デメリット

2022.08.03最新更新日 2022.09.13

エンジニアが派遣・SIer・自社開発で働くメリット・デメリット

派遣・SIer・自社開発の違いって、なんとなくわかってはいるけど、いざどれか一つを選ぶとなると迷ってしまいますよね。

そこで今回は、派遣・SIer・自社開発のメリットデメリットを、比較表でわかりやすくまとめました。この記事を読めば「派遣・SIer・自社開発」のうち、どの働き方を選ぶことがご自身のキャリアにとって最適かを判断できるようになります。

もし働き方の違いを知らないままキャリア選択してしまうと、入社してから後悔することもあるのでお気をつけください。楽しく効率よく理想のキャリアを歩むためにも、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

派遣・SIer・自社開発の仕事内容

派遣・SIer・自社開発の仕事内容

派遣・SIer・自社開発、それぞれの仕事内容は以下の通りです。

派遣(SES)

派遣(SES)は、エンジニアが不足している企業に対して技術者を派遣します。特定の一社では無く、複数のクライアントとの業務を経験するのが特徴です。柔軟な対応力を磨いたり、視野を広げるために有効な働き方と言えるでしょう。業務毎に異なった技術経験を積むことが可能であり、様々な技術を身につけたり、幅広い人脈の構築が可能です。

SIer

SIerは、クライアントの発注を受けてソフトウェアやシステムの開発に携わります。請負契約としてシステムやアプリケーションの開発を受注し、発注を受けると必ず納期までに完成させる義務が生じます。クライアントの要望を満たしたシステムを開発することが求められ、厳しい納期や仕様が要求されることもあるでしょう。給料が高く、福利厚生も整っている傾向にあります。

自社開発

自社開発とは、新規サービスをゼロから立ち上げ、自社でサービスやシステムの開発を行い運営する企業のことです。開発に際しクライアントが存在しないのが大きな特徴で、納期に関しても比較的柔軟です。ユーザーからの反応をダイレクトに感じられ、「自分たちでサービスを育てている」という感覚をもちながら働けます。

派遣・SIer・自社開発のメリットデメリット

派遣・SIer・自社開発のメリットデメリット

こちらでは、派遣・SIer・自社開発それぞれのメリットデメリットを比較しています。ご自身のキャリアプランの参考にされてください。

派遣・SIer・自社開発の比較表

比較表は、以下の通りです。

派遣 SIer 自社開発
経験の幅 幅広い 狭い 幅広い
自由度 高い 低い 高い
人脈 広がりやすい 広がりにくい 広がりにくい
福利厚生 整っていない傾向 整っている傾向 ばらつきが大きい
未経験からの転職 易しい 易しい 難しい
こういう方におすすめ 自由度の高い働き方で幅広い経験と人脈を得たい 給料が高く福利厚生が整っている環境で働きたい 特定の商品を開発する経験がしたい

派遣のメリット

派遣のメリットは以下の通りです。

• 未経験でも挑戦できる
• 働き方の自由度が高い
• 副業も可能
• 人脈が増えやすい
• 幅広く様々な経験を積める
• 自分に合った仕事内容を選べる

ITエンジニアとして必要とされ続け、理想とする生き方や働き方を選べる人生を手に入れるには、「知識・経験・人脈」が重要です。身に付けたいスキルがある場合、SESであればそのようなプロジェクトを選んで参画することも可能になるでしょう。案件をこなすごとに自分の成長が感じられるため、自己肯定感も高まります。自由度の高い働き方で幅広い経験と人脈を得たい場合、派遣はエンジニアとして最適な働き方となるでしょう。

派遣のデメリット

一般的に言われている派遣のデメリットは以下の通りです。

● 福利厚生が整っていない
● 報酬が低く昇給しにくい
● 働きやすさが常駐先に依存する

しかし上記のデメリットは、「派遣という働き方の問題」ではなく「企業の問題」である場合が多いです。派遣・SIer・自社開発の全てにおいて、福利厚生・報酬・作業環境面でデメリットが発生する可能性があることを理解しておきましょう。実際に派遣においても、福利厚生が整い、年収は1,000万円以上、エンジニアが働きやすい環境を提供している優良企業は存在します。また「派遣エンジニアは給料が低い」という情報もありますが、企業ごとにばらつきが大きくデータが不明瞭であり、SIerや自社開発と比較して具体的にどれだけの差があるのかは明確に示されていません。給料面に関しても「企業による」としか言えないでしょう。

SIerのメリット

SIerのメリットは以下の通りです。

● 規模の大きいプロジェクトに携われる
● 様々なプロジェクトを経験できる
● 親会社が安定している場合が多い
● 給料や福利厚生が良い
● IT以外のスキルも習得できる

SIerは、給料が高く、福利厚生が整っている傾向があります。BtoB(企業に対してモノやサービスなどの自社商品を提供するビジネスモデル)として取引していることが多く、1プロジェクトあたりの売上も大きいのが特徴です。顧客満足度が高いSIerの場合、大規模なプロジェクトを定期的に受注しているため、業績が安定しています。特に官公庁、金融、医療機関のシステム開発などを受けている大手SIerだと、潰れる心配が少ないと言えるでしょう。

SIerのデメリット

SIerのデメリットは以下の通りです。

● 実装スキルが身に付かない
● 最新技術を学ぶチャンスが少ない
● 特定の製品担当になり様々な製品に関わる経験が積めない

SIerでは、特定のメーカー製品の主管部署に配属され、そのメーカーの製品以外の取り扱いを経験出来ないことがあります。そのため、特定のメーカー機器に特化した知識と経験しか積めない場合もあるでしょう。異動も少ないため、キャリアの幅は広がりにくいことが多いです。

自社開発のメリット

自社開発のメリットは以下の通りです。

● 開発時の裁量が大きい
● 絶対的な納期がなく融通が効く
● コミュニケーションを取りやすい
● ユーザーの反応を直接知れる

自社開発企業では、社内で開発を行うためスケジュールの調整を行う余地があり、融通が利きやすいのが特徴です。企画段階から関わることができるため、ITスキルだけではなく、マーケティングスキルも鍛えられるでしょう。自分たちで0から商品を企画開発するため、サービスを育てる楽しさもあります。関係者が社内にいるため、役職やポジションが違う場合でも、コミュニケーションが取りやすい点も魅力です。

自社開発のデメリット

自社開発のデメリットは以下の通りです。

● 多様な技術は習得できない
● 人脈が広がりにくい
● 会社の経営状況が自社商品に依存する

自社開発は扱う技術が決まっているため、他の言語やフレームワークにチャレンジする機会が少ないです。また関わる人が社内の人間に限られるため、人脈を広げにくい環境でもあります。エンジニアは、他のエンジニアと話すことで自身のレベルを把握し、強みや弱みを自己認識することが重要です。しかし、自社開発ではそのような機会がどうしても少なくなってしまいます。

また業績が良いと待遇が良くなるというメリットがありますが、成果が出ないと待遇が悪くなるリスクもあります。自社商品の売上を基に開発予算が組まれるため、相応のパフォーマンスが求められるのです。そしてリリース後もサービスの継続した改善が求められるため、エンジニアにもビジネスにコミットする姿勢が強く求められます。「技術だけを極めていきたい」というエンジニアには、もしかしたらマッチしない可能性もあるでしょう。

まとめ

派遣・SIer・自社開発にはそれぞれメリット、デメリットがあります。「絶対的な正解がある」というわけではなく、ご自身にとって最適な企業や働き方を選ぶことが重要です。その選択肢の一つとして、派遣(SES)という働き方も視野に入れていただけると嬉しいです。

優良SESで働けば、給料が高く、福利厚生も整い、働きやすい職場環境があり、幅広い技術や人脈が得られるなど、理想のキャリアも実現しやすくなります。

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