スマホ使用時間に関する最新アンケート「1日のスマホ使用時間ランキング2025」が発表されました。
本調査では、世代や性別によってスマートフォンの使い方にどんな違いがあるのかが明らかになりました。
ライフスタイルの違いがどのようにスマホ習慣に影響しているのか、さっそく調査結果をご紹介します。
アンケート調査概要
調査対象:SNSユーザー(X/Twitter経由で参加)
調査期間:2025年7月28日~8月1日
調査サービス:SES Plus
調査方法:SNSでのアンケート
有効回答数:186件
男女比:女性(約50.5%)、男性(約46.2%)、無記名・その他(約3.3%)
回答者の年代:10代~60代以上
スマホ使用時間ランキング2025を発表!
今回の調査では、SNSユーザー186名を対象に、1日のスマホ平均使用時間を質問。その結果、スマホ使用時間は年齢・性別・ライフスタイルによって大きな傾向差が見られました。
ランキング形式でご紹介するとともに、それぞれの層がどのようにスマートフォンを活用しているのかを詳しく見ていきます。
1位:2〜4時間(41人)
全体の約22%がこのカテゴリに該当。
主に30代男女に多く、通勤時間や昼休みなどの隙間時間にSNSや動画を閲覧するスタイル。
「生活に欠かせないけど、依存しすぎない」というスマートな使い方が特徴的です。
2位:4〜6時間(37人)
こちらは30〜40代女性に多く見られた使用時間帯。
SNSチェックやショッピングアプリの利用、レシピ検索など生活に密接に関わる利用目的が多く、仕事や家事とスマホを上手に使い分けている印象です。
3位:6〜8時間(35人)
20代女性や30代男性に多く、スマホが生活の中心ツールになっている層。
動画視聴、SNS投稿、ゲームなど「ながら利用」が習慣化しており、仕事や学習もスマホで完結するデジタルネイティブ世代といえるでしょう。
4位:8時間以上(25人)
スマホに1日の3分の1以上を費やすヘビーユーザー層。
特に10代・20代に多く、「常時接続」が当たり前の生活。
一方で、50代男性にも一部存在しており、世代を超えたスマホ依存の広がりが見られます。
5位:30分〜2時間(31人)
60代以上や50代女性が中心。
スマホを必要最小限に使うスタイルで、通話や検索など実用性重視。
「スマホとの距離感」を大切にしている姿勢が見られます。
次点:30分未満(17人)
主に60代以上の女性や50代男性が該当。
健康のためにスマホをあえて触らないという「デジタルデトックス志向」も目立ちます。
この層は連絡や調べ物に限定し、スマホに時間を取られないライフスタイルを確立しています。
年代・性別別のスマホ利用傾向
年代別にスマホとの付き合い方を見ると、以下のような傾向が浮き彫りになりました。
10代・20代:「常時接続世代」。6時間以上の利用が中心で、SNS・動画・ゲームが主な目的。
30代:使用時間にバラつきあり。家庭・仕事・趣味のバランスがスマホ使用に影響。
40代:2〜6時間が主流で、必要な時だけ使う堅実型。
50代:30分未満と8時間以上に二極化。ライフスタイルによる差が顕著。
60代以上:30分〜2時間の利用が主。情報取得を目的としたシンプルな使い方。
スマホ使用時間は生活の質を映す鏡
この調査からわかったのは、スマホの使用時間が単なる“娯楽”ではなく、生活の質や価値観、健康意識、仕事環境の指標にもなりうるということです。
特に若年層は「スマホありきの生活」、一方で中高年層は「スマホとの距離を意識した生活」を志向。
スマートフォンとの付き合い方は、まさに個人のライフスタイルや人生観を反映する鏡といえるでしょう。
「1日のスマホ使用時間ランキング2025」では、世代ごとのスマホ使用時間とライフスタイルの関係性が浮き彫りとなりました。
とくに10代〜30代では「6時間以上」の長時間使用が主流である一方、60代以上では短時間に抑える傾向が顕著。
スマホとの付き合い方は人それぞれですが、使用時間は生活の質や価値観の現れともいえます。
スマホ使用時間というシンプルな指標から、世代間ギャップや健康意識の違いが見えてきました。
今後もこのようなデータを活かして、自分のライフスタイルを見直すヒントにしたいですね。
