2025年ハロウィンの仮装に関するアンケート調査結果が発表されました。
仮装を「しない」と回答した人が約8割という結果からも、イベント熱の変化が伺えます。
一方で仮装を楽しむ人たちは、魔女やアニメキャラクターなどを選ぶ傾向があり、世代別にも個性が表れています。
今年のハロウィン仮装の傾向を、世代別・キャラ別に詳しくご紹介します。
アンケート調査概要
調査対象:SNSユーザー(X/旧Twitter経由で参加)
調査期間:2025年9月24日~9月27日
調査サービス:SES Plus
調査方法:SNSでのアンケート
有効回答数:124件
男女比:女性(約54%)、男性(約44%)、その他・無回答(約2%)
回答者の年代:20代〜60代以上
2025年ハロウィン仮装ランキング調査結果
1位:「仮装しない」90票
約8割が「仮装しない」と回答した今年のハロウィン。 特に30代以上の層では「年齢的にしなくなった」「イベントに行かない」「混雑を避けたい」といった理由が目立ちました。 日本のハロウィン文化はかつて渋谷など都市部でのイベントが象徴でしたが、現在はそうしたムーブメントに参加しない人も増加傾向にあります。
2位:「まだ決めていない」20票
「子どもと一緒に考え中」「当日の気分で決めたい」など、柔軟なスタンスが特徴です。 特に20〜30代の女性からの回答が多く、家族や友人と予定を調整しながら仮装を楽しむ文化が残っていることがわかります。
3位:「仮装する」14票
仮装を予定している層は少数派ながら、以下のような多彩なキャラクターが挙がりました。
- 魔女
- 鬼滅の刃・BLEACH・セーラームーンなどのアニメキャラ
- ナース・ディズニーキャラ・ウォーリー・バカボンのパパ
- AIキャラクター
アニメや懐かしいキャラクターが引き続き人気であることがうかがえます。
「魔女」は全年代で根強い人気を誇る定番仮装で、今年も健在でした。
性別・年代別で見る仮装トレンド
ハロウィン仮装に関する価値観は年齢・性別によって大きく異なります。
以下は、性別・年代別の傾向です。
20代女性:
友人と一緒に楽しむスタイルが多く、「魔女」「ナース」「セーラームーン」などキュートで映える仮装が人気。SNS映えを意識した選択が見られました。
30代女性:
子どもと一緒に仮装するケースが目立ち、「鬼滅の刃」「ディズニーキャラ」など親子で楽しめるキャラが上位に。家庭を持つ層のハロウィン参加スタイルを象徴しています。
40代以上男性:
「仮装しない」が大多数。年齢とともにイベントから距離を置く傾向があり、参加意欲は低下傾向にあります。
50代以上女性:
「魔女」や「魔女の宅急便」のような親しみあるキャラクターが選ばれる傾向に。仮装=派手さではなく、思い出や物語性を重視する人が多い印象です。
ハロウィン仮装の価値観が変化中
今回の調査では、ハロウィンの楽しみ方が「大規模イベントから家庭や地域の小規模な楽しみ方」へと移行していることが明らかになりました。
「仮装しない」という選択も増えていますが、それは「ハロウィンを楽しんでいない」という意味ではありません。
親しい人との時間を大切にしたり、静かに楽しむスタイルが今の時代にマッチしてきているのです。
また、仮装を選ぶ人の多くはアニメ文化や懐かしさを重視しており、「自己表現」「家族との思い出作り」など、ハロウィンが単なるイベントではなくライフスタイルの一部として定着している様子がうかがえます。
2025年のハロウィン仮装調査では、全体の約8割が「仮装しない」と回答し、大規模イベントから距離を置く傾向が浮き彫りになりました。
一方で、魔女やアニメキャラクターなど定番かつ人気の高い仮装も健在であり、世代やライフスタイルに合わせた多様な楽しみ方が広がっています。
仮装トレンドは減少傾向にある一方で、身近な人とのつながりを大切にする新しいハロウィンの形が生まれつつあるのかもしれません。
2025年のハロウィン仮装は、時代の変化を映し出すリアルなアンケート結果となりました。
