アンケート調査概要
調査対象:全国の男女
調査期間:2024年10月8日~10月10日
調査サービス:SES Plus
調査方法:SNSでのアンケート(Xの投票機能を使用)
有効回答数:約359票
男女比:不明
回答者の年代:不明
オンラインコミュニティ参加率を調査!
「オンラインサロン」「Discordグループ」「Facebookグループ」など、現代ではさまざまな形のオンラインコミュニティが存在します。 場所や時間を問わず、同じ興味や価値観をもつ人たちとつながれるため、参加者は年々増えているようにも思えますが……。 今回の調査結果を見ると、意外な実態が明らかになりました。
1位:入っていない【65.7%】
最も多かったのは、「オンラインコミュニティに入っていない」という回答で、約66%を占めました。 過半数以上が「現在どのコミュニティにも参加していない」という結果は、驚きかもしれません。 理由としては、「必要性を感じない」「時間がない」「興味がわかない」などが考えられます。 SNSやグループチャットが身近になった一方で、あえてオンラインコミュニティに属さなくても満足している層が多いのかもしれません。
2位:入っている【19.2%】
2位は「現在、オンラインコミュニティに入っている」という回答でした。 およそ5人に1人が「何かしらのオンラインコミュニティに所属」していることになります。 ジャンルとしては、趣味系(ゲーム・読書・推し活)や、ビジネス系(副業・勉強会・スキルアップ)のグループが多いと推測されます。 SlackやDiscordなどのツールを使って、日常的に交流や情報交換をしている人たちも一定数存在しています。
3位:過去に入っていたがやめた【7.2%】
続いて、「以前は入っていたが現在はやめた」という人が7.2%。 こちらは、「一度参加してみたけど合わなかった」「忙しくて続かなかった」などの理由が多いと考えられます。 参加したものの、思っていた内容と違ったり、発言や活動にプレッシャーを感じたりして離脱するケースは少なくありません。 この数字からは、オンラインコミュニティの「継続の難しさ」も浮き彫りになります。
4位:その他【15.0%】
4位は「その他」で15%。 この中には、「入っているかわからない」「個人のつながりがあるがグループではない」など曖昧な状況が含まれていると推測されます。 オンラインとオフラインの境界が曖昧になりつつある今、こうした「グレーゾーンの交流」も増えているのかもしれません。
調査結果まとめ
今回のアンケート結果をまとめると、以下の通りです。
1位:入っていない…65.7%
2位:入っている…19.2%
3位:過去に入っていたがやめた…7.2%
4位:その他…15.0%
この結果から、オンラインコミュニティはまだ「少数派の文化」であることがわかります。
今回のアンケートでは、「オンラインコミュニティに入っていない」と回答した人が全体の6割以上を占めました。
一方で、約2割の人は積極的に参加しており、「居場所」や「学びの場」として活用している様子もうかがえます。
オンラインコミュニティは、うまく活用すれば人生の可能性を広げる場にもなりますが、参加者にとって心地よい環境でなければ継続は難しいもの。
今後の普及には「参加しやすさ」「目的の明確さ」「居心地の良さ」がカギとなるのではないでしょうか。
オンラインコミュニティというキーワードは、今後も注目していきたいテーマの一つです。






