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SESの面接対策集!人事はどんな質問をして何を見るのか~新卒採用編~

2022.10.05最新更新日 2024.01.09

SESの面接対策集!人事はどんな質問をして何を見るのか~新卒採用編~

「SESの面接対策集!人事はどんな質問をして何を見るのか」今回はその第二回です。

SESの面接対策集!人事はどんな質問をして何を見るのか~中途採用編~
新卒のSES企業の面接ではどんなことを聞かれるのか気になる人もいるのではないでしょうか。面接で受かるためには、徹底的に過去・現在の自己分析と企業研究を行い、企業が求める人物像とマッチしていることが合格への近道です。

この記事では、

✔過去・現在の自己分析
✔マインドに関する質問
✔志望理由についての質問
✔逆質問

新卒のSESの面接の質問例と回答例を紹介します。新卒採用でのSESの面接をこれから受ける、SESの面接ならではのポイントを、実際の面接官の知見をベースに紹介していきます。

過去・現在の自己分析

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内定をもらうためには自己分析をしっかりと行うことが大切です。なぜなら面接とは自社を志望する学生が将来的に活躍してくれるかどうかを様々な質問を通じて確認する場だからです。

そのため、面接官は学生が自己分析をしっかりと行い、自身の性格や強み、弱みを理解しているかどうかを確認します。

自身の強みを話し、今までの学生生活で経験した事例をまじえながら、企業でどのようなことができるのか、どのような自分になることを目指していきたいのか、アピールしましょう。あまりにもマイナスな内容については印象が悪くなるので正直に話す必要はありません。

「大学時代、どんな場面で力を発揮してきたか」と聞かれることがありますが、面接では主に大学時代の開発経験について問われます。「どのような開発経験があるのか」「大変だったことはどんなことか」「何を学んだことのか」などをまとめておきましょう。

また、面接官が特にチェックするのは「なぜエンジニアになりたいのか」ということです。徹底的に自己分析し、その上でエンジニアを選んだ理由を言語化することをおすすめします。「収入が良さそうだから」「エンジニアがカッコいいから」「人気のある職業だから」といった曖昧な理由では、面接官を納得させるのは難しいでしょう。

志望理由は、過去の実体験が関係していることが多く、実体験と結び付けて話すと説得力が増します。そのため、今までの経験を人生の節目ごとに時系列順に整理し、エンジニアになりたいと思ったきっかけやキャリアの志向性が見えてきた瞬間を見つけましょう。

【よくある一般的な質問例】
・どんな時にやりがいを感じるか
・自分の強みと弱みは何か
・どんな場面で力を発揮してきたか
・その上でなぜエンジニアになりたいのか

過去・現在の自己分析に関する質問例と回答例

過去・現在の自己分析に関する質問例と回答例をいくつか紹介します。

質問例:あなたの強みと弱みは何ですか?
回答例:私の強みは粘り強さです。大学時代にWebアプリを開発した時は思い通りに動作しないなど何度も挫折を繰り返しました。しかし持ち前の粘り強さを生かし、挫折した時も違う方法を調べて試してみたり、どうしても解決できない場合は先輩に聞くなど試行錯誤を繰り返し絶対にあきらめませんでした。

その結果、無事にWebアプリを開発することができ、実際にサービスを公開しました。また、弱みは1つのことに熱中し過ぎて他のことが疎かになることです。授業中も常に開発中のWebアプリのことが頭から離れず、授業を集中して聴くことができませんでした。

今後はそのようなことにならないよう、今自分のやるべきことを書き出し、スケジュールを確認し、それに沿った形で全てのタスクを満遍なく行うようにしたいと思っています。

質問例:なぜエンジニアになりたいのですか?
回答例:Webアプリを開発した時、公開後に多くの方に使ってもらったことでやりがいを感じました。また、試行錯誤しながらプログラミングする過程を楽しいと思い、エンジニアになりたいと考えるようになりました。

将来に関する質問

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→参考
https://shukatsu-ichiba.com/article/13638
https://wagtechblog.com/career/job-know-how/interview-question#i-25
hhttps://www.shuupura.com/content/interview/example/

面接官はエンジニアとしてどんな経験をしたいのかについて質問します。開発といってもWebアプリ・スマホアプリ・システムなど多岐に渡るため、論理的な裏付けがあると良いでしょう。

また、「10年後など、長期的にみてどうなっていたいか」という質問に対しては、計画性があるかどうかを見ています。将来どのようなエンジニアになりたいのかを考え、そこから自分のプランを伝えることをおすすめします。

「内定をもらったら大学卒業まで何をするか」は面接でよく聞かれる質問です。勉強したり、開発をしたりなど、入社後に向けての意欲をアピールすると良いでしょう。「遊ぶ予定です」「何も考えていません」などの回答はマイナスとなってしまうのでNGです。

【よくある一般的な質問例】
・エンジニアになってどんな経験をしたいのか
・10年後など、長期的にみてどうなっていたいか
・どんなサービスに関わりたいか
・内定をもらったら大学卒業まで何をするか

将来に関する質問例と回答例

将来に関する質問例と回答例をいくつか紹介します。

質問例:エンジニアになってどんな経験をしたいですか?
回答例:御社ではECサイトの開発に携わりたいと考えています。
理由は、私自身がインターンを通じてECサイトの開発に携わっていた経験があり、どのような仕組みを作ればユーザーに商品を買ってもらえるのかと考えるようになりました。

ユーザーにとって、より使い勝手の良いシステムを作り、ユーザーの悩みを解決できればと思うようになりました。このような背景から御社の○○というサービスは私が理想とするシステムに一致していると思いました。

質問例:10年後など、長期的にみてどうなっていたいか?
回答例:PMとしてチームワークが良い組織を作り、良いサービスを作っていきたいと思っています。またそこでは後輩のエンジニアに良い影響を与える存在になり、社会に貢献できるようになればと考えています。

志望理由についての質問

→参考
https://shukatsu-ichiba.com/article/13638
https://wagtechblog.com/career/job-know-how/interview-question#i-25
https://www.shuupura.com/content/interview/example/

「ITに興味を持ったきっかけは?」の質問は、他の質問と一貫性がある答え方をするのがベストです。開発が好きであることをアピールできると更に良いでしょう。

また、ITエンジニアは、何事も課題解決のために開発を行います。このため、課題解決に向けて、自分の強みや好きな分野であるITの力を活かしたいという流れで説明すると良いでしょう。答え方が曖昧だと面接官にアピールできません。「日常の不満→課題発見→ITエンジニアになりアプリを開発すると解決できると考えた」のような過程で答えると、より面接官に納得してもらいやすくなります。

【よくある一般的な質問例】
・IT に興味を持ったきっかけは何か
・ITエンジニアを目指す理由は何か
・ITの中でもどんな領域に興味があるのか
・どんな経験を積みたいのか
・その上でなぜSESを希望するのか
・最近気になっている最新技術は何か

志望理由についての質問例と回答例

志望理由についての質問例と、回答例をいくつか紹介します。

質問例:IT に興味を持ったきっかけは?
回答例:大学の授業で初めてホームページを作成したのがきっかけです。実際にコーディングをし、ホームページを作っていく過程が楽しくてたまりませんでした。

質問例:なぜSESを希望するのか?
回答例:私は大学時代に独学でプログラミングを経験し、インターンでエンジニアを体験しました。その中でアプリ開発やサイト運営を経験しエンジニアとして働いてみたいと思うようになりました。

SESを選んだのは、社内SEと違って色々な経験を積めるからです。同じような開発だけではなく多くのことを経験できてエンジニアのキャリアパスとしてはSESが最も適していると感じました。

逆質問

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→参考
https://shukatsu-ichiba.com/article/13638
https://wagtechblog.com/career/job-know-how/interview-question#i-25
https://www.shuupura.com/content/interview/example/
https://tech-camp.in/note/careerchange/107307/

面接では終盤に面接官から「最後に何か聞きたいことはありますか?」と逆質問されます。面接対策では通常の質問に対する答えだけではなく逆質問についても対策しておくことが重要です。上手く質問できると面接官に好感を持たれるでしょう。ここから具体的に見ていきます。

好感度が高い逆質問

好感度が高い逆質問は「ぜひこの会社に入りたい」と熱意が伝わるような質問をしましょう。ここから詳しく見ていきます。

【逆質問の例】
・あらかじめ何を勉強しておくことが良いでしょうか?
・主にどのような言語や開発環境を使用していますか?
・ITの知識や技術の他に大切なものは何かありますか?

好感度が高い逆質問をするためには、アプリやサービスについて詳細に調べておく必要があります。「あらかじめ何を勉強しておくと良いと思いますか?」の質問で「早く入社して頑張りたい」といった向上心をアピールできるでしょう。

「主にどのような言語や開発環境を使用していますか?」の質問では、勉強の意欲やITの知識も伝えられます。「ITの知識や技術の他に大切なものは何かありますか?」の質問は、業界研究をしっかりと行っているイメージを持たれるでしょう。

逆質問でNGとなるのは「離職率はどれぐらいですか?」「残業は多いですか?」などの質問です。面接官にネガティブな印象を与えるため、絶対に避けましょう。

こんな学生は最終面接で落ちる

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→参考
https://shukatsu-ichiba.com/article/13638
https://wagtechblog.com/career/job-know-how/interview-question#i-25
https://www.shuupura.com/content/interview/example/

最終面接で落ちる人には共通点があります。では、落ちる人にはどのような特徴があるのでしょうか?ここから詳しく見ていきましょう。

熱意がない

面接官に熱意がないと思われると不採用になってしまうでしょう。エンジニアとしてのスキルが申し分なくても「すぐ辞めるかもしれない」「内定辞退するかも」と思われると内定はもらえません。面接官に意欲や熱意をアピールすることが重要です。

業界分析が浅い

業界分析が浅いと面接官には見抜かれてしまいます。注意すべきは学生からの質問である逆質問です。最終面接は役員が面接するため、インターネットで調べたらわかりそうな質問をすると「そんなことも調べていないのか」と思われてしまいます。底が浅い質問ではなく、役員に感心されるような質問を考えておきましょう。

まとめ

SES企業での面接では、技術力だけではなくコミュニケーションスキルが重要です。お客様へ常駐する特性上「協調性があるのか」「一緒に働きたい人材か」などがチェックされます。スキルがどれほど高くても熱意や意欲を感じられないと面接で採用をもらうことはできません。自己分析と企業分析をしっかりと行い、SESに対し意欲的で主体性があることをアピールしましょう。

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