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AWS認定資格 難易度別の特徴について解説

2022.04.11最新更新日 2024.01.09

AWS認定資格 難易度別の特徴について解説

「AWS認定資格」はAmazonが提供するクラウドサービスAWSについて、知識と技術を持っていることを認定するものです。
昨今ではAWSの需要が高まり、スキルを持っているエンジニアが求められています。AWS認定資格を持っていることでどのようなメリットがあるのでしょうか?
資格のレベル、資格の種類、資格を持つメリットについて紹介します。

AWS認定資格とは?

AWS(Amazon Web Services)はAmazonが提供しているクラウドサービスのことを指します。
「AWS認定資格」とは、AWSを利用するクラウドサービスをしっかり学んだことを証明するAmazonの公式認定資格です。「基礎」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「専門知識」の4つのレベルに分かれ、12種類の資格があります。
AWSの人気が高まったことにより、認定資格が導入されました。AWS認定資格の取得により、AWSを使いこなせる技術や知識があることを証明できます。

SES業界で働くエンジニアがAWS認定資格を取得するメリット

AWS認定資格を持つことは、SES業界で働くエンジニアにとってさまざまなメリットがあります。
ここからAWS認定資格を取得するメリットを見ていきます。

AWS認定資格を持っているSES業界で働くエンジニアは市場価値が高い

AWSはパブリッククラウドとしての高い人気がある一方で、使いこなせるエンジニアは不足している状態です。
そのため、AWS認定資格を取得することで、AWSに精通したエンジニアとして重宝されます。
需要が高いスキルであるため、資格を持っていれば収入がアップすることも夢ではありません。

初心者でも資格をとることができる

AWS認定資格は、レベル別に分かれており、初心者向けの試験であれば、資格を獲得することはそれほど難しくはありません。
AWS初心者の人でもAmazonが提供しているテキストを利用し勉強することにより、合格を目指せます。
試験までの一次的な期間、無料の期限付きアカウントを付けて勉強している人も多くいます。

未経験でも戦力になりやすい

先述したように、AWSは使いこなせるエンジニアが不足しているため、比較的難易度の低いレベルの資格の取得を狙えば、たとえ未経験だとしても即先力になることができます。
特にソリューションアーキテクトがおすすめです。

AWS認定資格の種類

ここまではAWS認定資格を取得することによってのメリットを紹介してきました。
ここからは、AWS認定資格の種類についてそれぞれの特徴や試験の概要について紹介します。

クラウドプラクティショナー

「クラウドプラクティショナー」は「基礎」レベルに分類される資格です。
クラウドプラクティショナーの資格を持つことで、基礎的なAWSの知識を持っていることの証明になります。
参考書は下記のものがいいでしょう。
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー」
こちらのテキストを使い、問題集を繰り返すのが合格のコツです。

試験時間 90分
試験内容 クラウドの概念・セキュリティ・テクノロジー・請求と料金
受験費用 12,100円(税込)
合格ライン 70%

ソリューションアーキテクト

「ソリューションアーキテクト」は、設計者向け資格であり、「アソシエイト」「プロフェッショナル」の2つのレベルがある資格です。
「アソシエイト」は、AWS未経験者でも、AWSの一般的な知識を持っていると取得でき、資格取得で中級程度のAWSの知識を持てるでしょう。
「ソリューションアーキテクト」は、AWS認定資格の代表的な資格であり、エンジニアにとって、取得すべきおすすめの資格です。
「プロフェッショナル」レベルは「アソシエイト」の上位資格となっています。

アソシエイト

試験時間 130分
試験内容 AWSでのシステム構築に関する知識
受験費用 16,500円(税込)
合格ライン 72%

プロフェッショナル

試験時間 170分
試験内容 AWSでのシステム構築に関する高度な技術的知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

デベロッパー

「デベロッパー」は、「アソシエイト」レベルの資格です。
AWSの知識があることを前提としたシステム開発者向けの資格です。出題範囲は狭いため、仕事でWebアプリ開発に携わっているエンジニアであれば、合格するのは難しくはありません。

試験時間 130分
試験内容 AWSでのアプリケーションの開発・デプロイ・デバッグについての知識
受験費用 16,500円(税込)
合格ライン 72%

SysOps アドミニストレーター

「SysOps アドミニストレーター」は、「アソシエイト」レベルであり、システム運用担当者向けの資格です。
開発担当者は運用にも携わることがあるため、「ソリューションアーキテクト」と一緒に取得することをおすすめします。

試験時間 130分
試験内容 AWSでのデプロイ・管理・運用についての知識
受験費用 16,500円(税込)
合格ライン 72%

DevOps エンジニア

「DevOps エンジニア」は、「プロフェッショナル」レベルの資格です。
「SysOps アドミニストレーター」や「デベロッパー」よりランクが高いシステム運用者向けの資格であり、難易度も高くなります。

試験時間 170分
試験内容 AWSでの分散アプリケーションシステムのプロビジョニング・管理・運用についての知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

高度なネットワーキング

「高度なネットワーキング」は、「専門知識」レベルの資格です。
ネットワーク担当者向けの資格となっており、ネットワークのアーキテクチャの設計・実装経験があれば、合格するのも難しくはないでしょう。

試験時間 170分
試験内容 AWSや大規模ハイブリッドITアーキテクチャの設計・実装についての知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

データアナリティクス

「データアナリティクス」は、「専門知識」レベルの資格です。
以前はビッグデータのみ扱っていましたが、データ分析ができる資格として変更されました。データサイエンティストを目指すならぜひ取得すべき資格です。
データ分析の実務経験があれば試験に合格するのも難しくはないでしょう。

試験時間 170分
試験内容 AWSのビッグデータ関連の複雑なデータ分析についての知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

セキュリティ

「セキュリティ」は、「専門知識」レベルの資格です。
セキュリティ担当者向けの資格となっており、セキュリティの設計・実装経験があれば、合格するのも難しくはないでしょう。

試験時間 170分
試験内容 AWSのセキュリティ強化についての知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

機械学習

「機械学習」は、「専門知識」レベルで、データサイエンス担当者向けの資格です。
機械学習・ディープラーニングの開発・設計・実装経験があれば、合格するのも難しくはないでしょう。

試験時間 170分
試験内容 AWSを使ったML/深層学習ワークロードの設計・開発・実行についての知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

データベース

「データベース」は、「専門知識」レベルの資格です。
「RDS」の知識だけではなく、それ以外についても問われるため、難易度の高い資格です。
「Oracle」「SQLServer」の知識のほか、それ以外の知識も必要となります。

試験時間 180分
試験内容 AWSでのデータベース設計・データ移行・各種自動化・保守・監視についての知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

Alexaスキルビルダー

「Alexaスキルビルダー」は、「専門知識」レベルの資格です。
Amazon Alexaの開発に携わった経験があれば、合格するのも難しくはないでしょう。

試験時間 170分
試験内容 Amazon Alexaの構築・開発についての知識
受験費用 33,000円(税込)
合格ライン 75%

AWS認定資格の難易度

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初心者向け

初心者向けは「基礎」レベルのもので、「クラウドプラクティショナー」が唯一該当します。
「クラウドプラクティショナー」はテキスト中心の勉強でも合格しやすく、AWSの仕事に携わった経験がない場合でも取得しやすいため、おすすめです。

中級者向け

「アソシエイト」レベルは中級者向けとなります。エンジニアが取るべきなのは「ソリューションアーキテクト」「デベロッパー」「SysOps アドミニストレーター」の3つの資格です。
目安としてはAWSの仕事についてから1年以上の経験が望ましいと言われています。

上級者向け

「プロフェッショナル」は上級者向けの資格です。目安としてはAWSの仕事についてから2年以上の経験が望ましいと言われています。
該当資格は「ソリューションアーキテクト」「DevOps エンジニア」の2つです。
「ソリューションアーキテクト」に関しては、「アソシエイト」と「プロフェッショナル」の2種類があります。

専門者向け

「専門知識」レベルは専門者向けとなります。
幅広い専門知識が必要なため、実務経験がないと試験に合格するのは難しいでしょう。「Alexaスキルビルダー」は、「専門知識」の資格の中で、他の資格より難易度が低めになっています。
該当資格は、「高度なネットワーキング」「データアナリティクス」「セキュリティ」「機械学習」「データベース」「Alexaスキルビルダー」です。

まとめ

AWS認定資格は、Amazonが認定する資格であり、「基礎」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「専門知識」の4つのレベルに分かれ、12種類の資格があります。
AWSを採用している会社は多くあり、資格を取得することで、転職活動にも有利に働くでしょう。

AWSに携わった経験がない場合でも、初心者向けの資格であれば比較的資格を目指しやすいため、積極的に取得すると良いです。AWS認定の資格を取得し、エンジニアとしての市場価値向上を目指してみてはどうでしょうか。

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