SES Plusロゴ

SNSでアンケート!様々なランキング紹介メディア

SESPlus お役立ち キャリア エンジニアとしての働き方は事業会社派?登録型派遣派?それぞれメリデメからの登録型派遣エンジニアの良さや特徴をご紹介

キャリア

エンジニアとしての働き方は事業会社派?登録型派遣派?それぞれメリデメからの登録型派遣エンジニアの良さや特徴をご紹介

2022.11.29最新更新日 2024.01.09

エンジニアとしての働き方は事業会社派?登録型派遣派?それぞれメリデメからの登録型派遣エンジニアの良さや特徴をご紹介

エンジニアは、事業会社で一社員としての働き方と、派遣としての働き方との2種類があります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、どちらの働き方があっているかは人それぞれです。
また、事業会社に高いハードルがあるイメージや、登録型派遣で働いて後悔したくないという思いから悩む人もいるはずです。
そこで今回は、事業会社と登録型派遣 というエンジニアの働き方と、その違いについて詳しく紹介します。
また、事業会社と登録型派遣のどちらに向いているのかという判断基準にも触れていますので、ぜひ最後までご一読ください。

>エンジニアは大きく分けて事業会社と登録型派遣の働き方がある

style

エンジニアの働き方は、大きく以下の2つに分けられます。

・事業会社(一社員)
・登録型派遣エンジニア

事業会社(一社員)

事業会社でのエンジニアの仕事は、自社の運営のためのシステム開発などが主な業務です。
特定の企業に正社員として就職した上で、同一の組織内において様々な業務を行います。
例えば、自社にあるシステムの設計から開発、その運用に至るまで多岐に渡ります。
また、別の部署と連携を取ることもありますし、顧客と密なコミュニケーションを求められる場合もあるでしょう。

登録型派遣エンジニア

登録型派遣エンジニアは、登録している人材派遣企業を仲介し派遣された各企業で仕事をします。
IT業界では組織がプロジェクトや事業の単位で仕事をすることが多いです。
期間をあらかじめ定めた上で必要な人員を確保する登録型派遣エンジニアは企業からの需要も高く、近年では登録型派遣エンジニアとして働く人も増えています。

事業会社と登録型派遣でエンジニアの働き方に違いはある?

difference

事業会社と登録型派遣でエンジニアの働き方に違いは、以下のものがあります。

・事業会社で任される業務の範囲
・環境で求められるスキル
・人間関係とコミュニケーション
・対応を求められるスピード感
・コストの考え方と向上志向

事業会社で任される業務の範囲

登録型派遣で働くエンジニアと事業会社では、その業務の広さが異なります。
登録型派遣として働く際には、特定の業務範囲に絞られているものだけに対応するといった、依頼企業の支援が主な業務です。
一方で、事業会社は自社のシステム開発・運用に携わるため、特定のIT技術だけに限らず、経験したことのない保守やメンテナンス・作り込みから設備の管理まで任されます。
このように、設計から管理まで幅広い技術を求められる事業会社と、特定の部分だけ支援する登録型派遣では業務範囲の違いが大きくあるわけです。

環境で求められるスキル

また、事業会社と登録型派遣のエンジニアでは業務範囲が異なる環境ですから、自らの糧となる得られるスキルの幅も異なります。
事業会社では、自社のシステム開発・運用に携わり、設備の知識からマネジメントに至るまで幅広いスキルを学べる環境です。
一方で登録型派遣の場合は、依頼内容で携わる一定の領域だけの技術に限られますが、特化して学べる環境が整います。
どちらの技術をどのように磨いていきたいかを考えると、どちらが自らが目指すエンジニアの働き方なのかが見えてくるはずです。

人間関係とコミュニケーション

さらに、細かい部分ですが事業会社と登録型派遣のエンジニアでは、人間関係やコミュニケーションの対象が異なります。
事業会社は主に自社のエンジニアや関連部署、および上司とのコミュニケーションが増えますし、コミュニケーションでは初歩的なものを含めた要求やクレームに対応する必要があります。
登録型派遣として働く場合、依頼企業と密に連絡を取り合うことが少なく、ある程度まで内容が具体化された要求やクレームへの対応となる形です。
いずれも、プロジェクトが続く以上は関わりがありますが、事業会社のほうがより密なコミュニケーション能力が問われるでしょう。

対応を求められるスピード感

他にも、事業会社と登録型派遣のエンジニアでは、対応を求められるスピード感にも違いがあります。
登録型派遣のエンジニアは決められたスケジュールに従って開発を進めますが、事業会社では業務に必要なITシステムを運用する形となりますので、求められるスピード感にあわせる必要があるからです。
事業会社を例にすると、余裕のあるスケジュールであっても方針が変わればタイトになりますし、政策が変わればシステムの改変まで求められるなどです。
登録型派遣のエンジニアをメインに働いてきた人は、その緊急性に応じた臨機応変さに対応できるかが就職先選びのポイントとなるかもしれません。

コストの考え方と向上志向

最後に、事業会社と登録型派遣のエンジニアの働き方では、コストの考え方と向上志向が異なります。
登録型派遣のエンジニアの多くは、契約受託の時点で決められた予算内に抑えるだけでよいですが、事業会社は予算にかかわらず徹底的なコスト削減を考えて実行する姿勢が求められるからです。
例えば、登録型派遣のエンジニアとして評価を得るには、出された課題に対して適切に対応するという志向がほとんどです。
しかし、事業会社では人間関係を良好な状態で構築し、上司や同僚から業務を教えてもらいながら、向上心を持って働くことが評価に求められます。

事業会社と登録型派遣エンジニアのメリット

merit

事業会社と登録型派遣エンジニアのメリットを、それぞれにわけて紹介します。
どのような特徴があるのか、自分に向いているものがあるのかを見極めてみましょう。

事業会社のメリット

事業会社のエンジニアとして働くメリットは、以下のとおりです。

・企画・設計から運用まで幅広い技術が身に付く
・エンジニアのアイデアが尊重されやすい
・ユーザーの反応をダイレクトに受けられる
・人間関係に振り回されない
・自社システムに関する技術に特化して磨ける

事業会社の業務内容は、エンジニアとしてだけに限らず、一社員として企画・設計から実際の運用までトータルで携われます。
また、自らの意見を尊重してもらいやすく、担当したプロジェクトの反応をダイレクトに受けられてやりがいに繋がるでしょう。
登録型派遣と比べると社内だけの人間関係で済みますし、自社システムに関する技術は特化して学べるのが利点です。

登録型派遣のメリット

登録型派遣のエンジニアとして働くメリットは、以下のとおりです。

・大規模プロジェクトに関われる
・異なる技術を学べる
・未経験から携わる仕事を選べる
・登録型派遣の企業からバックアップを受けられる
・人脈が広がる

派遣先の業務内容によってプロジェクトの規模や求められる技術が異なります。
働く場所は自ら選べるため、規模や技術によって働き方を考えられるのは大きなメリットです。
また、登録型派遣の企業からのバックアップ(給与の補償や業務斡旋など)もありますし、登録型の派遣先で広がる人脈を今後のキャリアアップにも活かせます。

事業会社と登録型派遣エンジニアのデメリット

demerit

事業会社と登録型派遣エンジニアのデメリットを、それぞれにわけて紹介します。
どのような点がネックとなるのかを知ると、どちらが向いているのか判断しやすくなります。

事業会社エンジニアのデメリット

事業会社のエンジニアとして働くデメリットは、以下のとおりです。

・会社独特の文化や風習に従う必要がある
・未経験で転職が厳しい
・習得するスキルが偏る
・人脈が広がらない
・急な変更や残業の可能性がある

そのほかにも、上司からの評価や売上を重視するため、コストの削減を求められたり、向上心があるかを見極められたりします。
ただ、エンジニアとして安定した働き方ができ、社内からも頼られる存在になれると大きなやりがいを感じられます。

登録型派遣エンジニアのデメリット

登録型派遣のエンジニアとして働くデメリットは、以下のとおりです。

・同じ仕事に長期間携われない
・決められた時間・期間しか働けない
・責任のあるポジションを経験できない
・仕事内容で磨けるスキルが決まる
・派遣先が代わっても業務内容が同じ可能性がある

登録型派遣という非正規雇用の特性から、同じ企業で長く働き、その技術を磨くといったことは実現が難しくなります。
また、責任のあるポジションを任されにくく(技術にもよりますが)、仕事内容で磨けるスキルが決まるため、派遣先を異動しても、業務工程に変化がない可能性があります。そのため、新しい技術や、経験をしていない業務工程に関する自己研鑽を行い、次のステップへキャリアアップできるチャンスを広げていきましょう。

事業会社と登録型派遣エンジニアはどちらを選ぶべき?

selection

では、事業会社と登録型派遣エンジニアはどちらを選ぶべきなのでしょうか。
前述したメリット・デメリットを加味しながら、以下の2つにわけて紹介します。

・事業会社に向いている人
・登録型派遣に向いている人

事業会社エンジニアに向いている人

事業会社のエンジニアに向いている人は、以下のとおりです。

・安定した業務でキャリアアップしたい人
・企画・設計から責任を持って携わりたい人
・人間関係に振り回されたくない人
・自社システムに特化した技術を磨きたい人
・管理・マネジメントまで幅広く身につけたい人

事業会社は良くも悪くも社内の一員としてエンジニアも働くため、企画や設計から責任を持って働ける職種です。
また、キャリアアップも向上心と技術次第で見込めますし、人間関係も狭いので振り回されることは少ないです(働き方改革によって残業等のリスクも減ってきています)。
管理・マネジメントまで幅広く身につき、エンジニアとしてさらに上流工程を目指したい場合にも選択肢として選べるでしょう。

登録型派遣エンジニアに向いている人

登録型派遣のエンジニアに向いている人は、以下のとおりです。

・自らスキルを選んで磨きたい人
・働き方に縛られたくない人
・人脈を広げてキャリアアップを目指す人
・自己研鑽をやりがいとできる人
・自らに合う業務を見つけたい人

登録型派遣という働き方のメリットを使って、自ら業務や働き方を選んで自己研鑽できる人に向いています。
また、人脈を広げられることで、独立開業やさらに特化したエンジニアへの転職などのキャリアアップを目指す場合にも選択肢として入るでしょう。

まとめ

事業会社と登録型派遣というエンジニアの働き方で、どちらが向いているのかは人それぞれです。
安定を求めたり、自らが学びたい環境で選んだりと、キャリアプランを描きながら考えるのがおすすめです。
どちらが「良い・悪い」という基準はありませんので、双方をよく調べて転職を検討しましょう。

あなたのスマホ、実はアプリで溢れているかも?驚きの平均ダウンロード数!

あなたのスマホ、実はアプリで溢れているかも?驚きの平均ダウンロード数!

2024.02.14

記事を読む

お役立ち

【2024年】現金派vsキャッシュレス派!アンケート結果で分かる争い

【2024年】現金派vsキャッシュレス派!アンケート結果で分かる争い

2024.01.12

記事を読む

お役立ち

【SES企業って実際どうなの? 】SES企業の実情と将来性とは?

【SES企業って実際どうなの? 】SES企業の実情と将来性とは?

2023.02.28

記事を読む

特集