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派遣企業の還元率例!仕組みや給与との関係性は?

2022.06.20最新更新日 2022.09.10

派遣企業の還元率例!仕組みや給与との関係性は?

SES企業の還元率とは「単価金額をどれぐらい還元するか」の指標です。高還元率SES企業は転職を考えるエンジニアにとっては魅力がありますが「高還元率≠高還元」のため、注意が必要です。還元率は業界で統一されたものがなくバラバラな計算方法になっています。還元率の高さだけではなく、引かれる経費の数値もチェックしておきましょう。

還元率ランキング

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上述のようにSESには高還元率の企業が存在します。高還元率の企業に転職すると年収が大幅にアップします。ここから高還元率のSES企業の特徴について見ていきましょう。

90%以上の例

還元率が90%の企業は、フリーランスのような報酬をもらえながら、会社員としての安定性も維持しやすいです。無駄な費用を省き、正当な報酬へのこだわりから高還元率90%を実現させているところが多いのが特徴です。収入がアップすることでエンジニアもやりがいを感じて働けるでしょう。
ただし、還元率は高いですが、各種手当(住宅・家族・通勤など)の金額が引かれることが多かったり、残業代がみなし残業だったり、試用期間半年間は最低料金だったりするので注意しましょう。例えば半年間は90%ではなく、5%控除され実質85%なんてこともあります。

85%~90%の例

適性とスキルに合わせた案件を複数紹介してもらえ、エンジニアとしてのキャリアアップを支援してくれるところもあります。
こちらも、還元率は高いですが85%の中に会社負担の社会保険料が単価の11.5%、残りの14%が待機時のための積立金及び営業などの運営費が含まれているなんてこともあります。そのため、実質75%といったこともあるので注意しましょう。

80~85%の例

私生活とのバランスを重視し、勤務地を選べる企業もあります。顧客からの費用は全て公開し、希望に合う案件がない場合は営業が積極的に探しに行くようにしています。上流工程にチャレンジできたり、アプリの開発にもチャレンジできたりするのが特徴です。
気をつけるポイントとしては、80%の中に会社負担の福利厚生費などが含まれていることも多く、実質の還元率は80%とうたいながら、もう少し低い可能性があります。また、みなし残業代も含まれており、残業してもカウントされないといったことも多いです。

70~80%の例

還元率が70〜75%の企業は、平均より若干高いぐらいの企業でしょう。営業からのサポートが手厚いところもあります。担当営業がキャリアビジョンについて相談に乗ってくれ、経験が浅いエンジニアには先輩がメンターとして付きます。案件が変わっても担当営業は変わらないため、仕事の悩みをいつでも相談することが可能です。
還元率は高いですが70〜75%の中に固定残業代も含まれている場合、その時間分の残業をしてもカウントされません。

60~70%の例

還元率が68%の企業は、平均的な還元率に近い企業です。
ただし、68%の中でも、月のみなし残業代も含まれていることもあるため、注意が必要です。

還元率の仕組み

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SESの還元率の仕組みはどのようになっているのでしょうか?ここから具体的に見ていきます。

還元率の計算方法

還元率の計算式は以下のようになります。

案件単価100万円「還元率60%」 60万円 = 100万円 × 0.6 (還元率60%)

この60万円がエンジニアの給与となります。
還元率はSES企業によって計算方法が異なり、上述のように経費を還元金額に入れているSES企業もあるでしょう。経費を入れている場合の計算式は下記の通りです。

案件単価100万円「還元率60%」、経費20万円 40万円 = 100万円 × 0.6(還元率60%) – 20万円(経費)

経費を入れている場合、この40万円がエンジニアの給与となります。SES企業によっては計算方法を開示しているところもあり、実際の給与を確認した方が良いでしょう。

還元率の落とし穴

還元率が高いと給与が高いSES企業とは限りません。業界には統一の計算方法がないためバラバラな計算方法になっています。還元率が高いからといって給与が高いわけではないのです。還元率の落とし穴について解説します

高還元率≠高還元

還元率は業界のルールがないため「高還元率≠高還元」にはなりません。SES企業を選ぶ場合、還元率の高さだけを見るのではなく「引かれる経費」「最終的な給与額」を見ることが重要です。案件単価100万、還元率が60%のA社とB社を比較してみましょう。

A社:40万円 = 100万円 × 0.6(還元率60%) – 20万円(経費)
B社:30万円 = 100万円 × 0.6(還元率60%) – 30万円(経費)

上記からわかるように、同じ案件単価、同じ還元率でも引かれる経費により給与金額には差があります。計算式が不明な高還元率を公表するSES企業もありますが、最終的な給与額は必ず把握しておきましょう。

まとめ

還元率とは「SES企業が単価金額をどれぐらい還元するか」の指標です。平均的な還元率は60%前後ですが、高還元率のSES企業は人気があります。しかし、還元率が高いから給与が高いとは限りません。還元率の計算方法は業界で統一したものはなく、計算方法はバラバラです。SES企業によっては経費を引くことがほとんどのため、最終的な給与金額は引かれる経費の金額に左右されるでしょう。高還元率の企業は計算方法を開示し、先輩エンジニアをメンターとして付けるなど、エンジニアが安心して働ける環境が整っています。高還元率の数値にだけ目を向けるのではなく、SES企業の内容や働きやすさなどもチェックし、自身にとって最適な企業を選びましょう。

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