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特集

346名のエンジニアが回答!アンケートで分かった資格・スキル事情

2022.08.10最新更新日 2022.09.12

346名のエンジニアが回答!アンケートで分かった資格・スキル事情

アンケート結果1:回答者の属性

まずは当アンケートの回答者の属性を紹介します。

携わっている技術領域

まずは回答者が携わっている技術領域の結果を紹介します。
携わっている技術領域

最も多かったのが172人のITインフラでした。続いて、アプリケーション(53名)、メカトロニクス(28名)と続きます。データサイエンスやセキュリティなど比較的新しい分野に従事している方はそれほど多くない結果となりました。

年齢・性別

引き続き年齢と性別の結果を紹介します。
年齢・性別

男性・女性ともに20代の回答者が最多です。その一方で、50代以上の回答者も若干含まれており、当アンケートの年齢層の幅広さがうかがえます。エンジニアをターゲットとしたアンケートであるため、どの年代においても女性の回答者は少なめです。IT業界はまだまだ男性社会であることが分かる結果となりました。

年収

最後にアンケート回答者の年収の結果を紹介します。
年収

年収は400万円未満が最多でした。それ以降、年収額の上昇につれて回答者数は低下していきます。しかし7名の男性エンジニアが1000万円以上と回答しており、一口にエンジニアといっても、高収入の方と低収入の方との間には2倍以上の差があることがわかります。

アンケート結果2:仕事で役に立った資格

ここでは取得して仕事の役に立った資格について紹介します。まずはアンケートの結果を見てみましょう。
仕事で役に立った資格

第1位は28名のエンジニアが役に立ったと回答した「CCNA」でした。引き続き第2位は13名が回答した「CCNP」、第3位は12名が回答した「LPIC」です。

「CCNA」と「CCNP」はどちらもネットワーク機器メーカーのCisco Systems社が実施している「シスコ技術者認定資格」です。資格の分類は「CCNA」がネットワーク初心者向けの資格であり、「CCNP」は「CCNA」の上位資格として位置づけられています。当アンケートではITインフラに従事しているエンジニアが最多であることが、これらのネットワーク系の資格が上位になった理由と思われます。

第3位には「LPIC」がランクインしました。この資格はOSの一つであるLinuxに関する技術力を認定する資格です。Linuxは主にWebサーバーで導入されることが多く、こちらも回答者数の多かったITインフラと親和性の高いOSと言えます。

第4位以降は英語のスキルを認定する「TOEIC」、第5位はAmazonが提供する「AWS」に関する資格、第6位はITサービスマネジメントに関する資格である「ITIL」と続きます。

また、少数のその他の回答には以下のような資格がありました。

・自動車免許(回答者:30代男性・メカトロニクス / 50代以上男性・ファームウェア)
・ネットワークスペシャリスト(回答者:40代男性・ITインフラ)
・G検定 E資格(回答者:50代以上女性・データサイエンス / 30代女性・データサイエンス)
・MCP(回答者:40代男性・ITインフラ)
・認定ホワイトハッカー(回答者:50代以上男性・セキュリティ)
・プロジェクトマネージャ(回答者:40代男性・アプリケーション / 40代男性・ITインフラ)

続いて「取得した資格が実際にどんな場面で役立ったのか」という質問への回答を紹介します。ここでは上位3つの資格について見ていきましょう。

CCNAが実際に役立った場面

・面談の反応が良かったり、業務上でクラウドを使っていたので、概念的なことはすんなりわかった。(回答者:20代女性・ITインフラ)
・現場で使用しており、相手の話が理解できる(回答者:30代男性・ITインフラ)
・NW技術者同士の会話ではCiscoの用語がスタンダードである為、特に必要な資格だとかんじている。上位資格はひつようだが最低限CCNAは必要(回答者:40代男性・ヘルプデスク)
・サーバ系のお客様先で勤務しているが、ルーティングの概念を学習していたことが業務を理解する際、非常に役に立った。(回答者:20代男性・ITインフラ)
・ネットワークの基礎が身につき、障害切り分けをする上で役立った(回答者:30代女性・ITインフラ)
・業務で扱うソリューションを理解するのに役立った。(回答者:20代男性・ITインフラ)

CCNPが実際に役立った場面

・現場での機器設定変更作業(回答者:20代男性・ITインフラ)
・NW設計、構築やお客様と技術的な会話をする際(回答者:30代男性・ITインフラ)
・実際に業務で資格の内容が出てきた時(回答者:30代男性・ITインフラ)

LPICが実際に役立った場面

・Linuxの構築(回答者:20代女性・ITインフラ)
・サーバーの構築の際、コマンドを調べなくても知識として身についていたため、役に立ちました。(回答者:30代男性・ITインフラ)
・構築時のセキュリティ対策(回答者:30代男性・ITインフラ)
・資格自体ではなくて資格を勉強するために自宅に環境作るなどの手を動かして勉強した内容が役に立った。(回答者:30代男性・ITインフラ)

回答結果から、上位3つの資格は学習で得た知識や技術がエンジニアとしての実務において十分に役立っていることが分かります。特に上位2つのネットワークに関する資格は、その技術的な概念を把握し、ほかのエンジニアやお客様との共通言語でコミュニケーションを取るためにも有用なようです。

アンケート結果3:今後身につけたい・高めたい技術・スキル

引き続き、今後身につけたい・高めたい技術・スキルのアンケート結果を紹介します。
今後身につけたい・高めたい技術・スキル

第1位は170名のエンジニアが回答した「クラウド」でした。AmazonのAWS、GoogleのGCP、MicrosoftのAzureの3つは世界3大クラウドサービスと呼ばれており、ユーザー数が多く負荷も高い、Webアプリケーションや各種コミュニケーションツール、SNSなどを安定して動作させるために欠かせないものとなっています。それだけ需要が多く将来性も高いと見込んだ多くのエンジニアが次に身につけたい技術として選択するのは当然のように思えます。

第2位は119名のエンジニアが回答した「プロジェクトマネジメントスキル」でした。現場の第一線で開発だけをしているエンジニアにとって、上流工程であるプロジェクトマネジメントは将来のキャリアにおける有力な選択肢の一つでしょう。開発だけの仕事ではなかなか身につけにくいスキルであることも、今後の課題として身につけたいと考えている方が多いようです。

第3位は117名のエンジニアが回答した「コンサルティングスキル」でした。一般的にコンサルティングはマネジメントよりもさらに上流の工程と言われており、ITコンサルタントになるにはITの知識に加えて経営的な視点など、さまざまなスキルが求められます。その分、年収も大幅に増加させることも見込めます。

またこのアンケートでは、非常に多くの方が複数の技術・スキルを身につけたいと回答していました。多くのエンジニアにとって、仕事で必要になるスキルは多種多様であり、それぞれが問題意識を持って積極的にスキルアップしたいという希望を持っていることが分かります。

次にアンケートの回答者の中から、なぜその技術・スキルを身につけたいのか、その理由を紹介します。

・AWS、GCPなどの流行りのクラウド製品とPythonを活用できるDSを身につければ、将来マネジメントに就いた際に役立つと感じるため(回答者:30代男性・ITインフラ)
・IoTの案件を担当しており、お客様がクラウドに興味を持つケースが増えているため(回答者:30代男性・ITインフラ)
・エンジニアスキルの向上はもちろんですが、将来的にはチームマネジメントが出来るエンジニアになりたい為、必要な考え方、スキルを身に付けたいため(回答者:30代女性・ITインフラ)
・IT技術を身に付けることはもちろんですが、他者にうまく働きかけるスキルも身につけていきたいからです。(回答者:20代女性・ITインフラ)
・会社で求められるスキルになってきているため。また、一過性のスキルではなく今後も使えるスキルのため。(回答者:30代男性・ITインフラ)
・技術力=作業能力に近い感覚で捉えていたが、そこから脱却するために必要と考えているため。また、仕事を作ることやヒトを生かすことにウェイトを移行することで、培ってきたものを生かすことができると考えているため。(回答者:40代男性・エレクトロニクス)
・業務上必要なのと、特にAI分野は何度も勉強と挫折を繰り返しているため。(回答者:40代男性・ITインフラ)
・今後の需要も高く、活躍の場が広がると思うから。(回答者:30代男性・ITインフラ)
・今後需要が高まりつつある技術であるということや私自身が興味がある最新の技術であるということ、コンサルティングやリーダーシップというのはAIにおいて変わることのない価値のあるスキルであるので市場価値を上げるには身につけたいと思いました。(回答者:20代男性・アプリケーション)

アンケート結果【番外編】:あると便利だ!買って良かったと思えるおすすめガジェット

最後に番外編としてアンケート回答者が選んだ「あると便利だ!買って良かったと思えるおすすめガジェット」を紹介します。
あると便利だ!買って良かったと思えるおすすめガジェット

第1は62名が回答した「モニター」、第2位は26名が回答した「マウス」、第3位が14名が回答した「キーボード」でした。

Mac Bookなどのノートパソコンで作業しているエンジニアにとって、外部に接続できるモニターは作業を効率化させる重要なガジェットのようです。第4位の「モニターアーム」と一緒に使うことで、モニターの位置や高さも自由にカスタマイズでき、画面の見やすさも格段にアップします。また4Kモニターなど巨大なモニターを愛用しているエンジニアもいるようです。

またマウスと回答した方の中には「トラックボールマウス」と回答した方も含まれています。腕を動かさずにマウスカーソルを移動できるタイプで、肩こりや腱鞘炎対策にうってつけのようです。

第3位のキーボードでは静音タイプのものや、メカニカルキーボートが人気でした。プログラミングや資料作成の仕事が多いエンジニアにとって、キーボードは作業効率を向上させるための重要なガジェットです。それだけキーボードの選択にこだわりを持っている方が多いということですね。

次に、それぞれのガジェットの良さの回答結果を紹介します。

「モニター」の良さを教えてください。

・画面の大きさは作業効率に直結する(回答者:20代男性・エレクトロニクス)
・画面を増やせて作業効率が上がる(回答者:20代男性・ITインフラ)
・画面を2つで見た方が仕事が進むから(回答者:40代男性・ITインフラ)
・画面を複製できるため(回答者:20代男性・ITインフラ)
・大きい画面は仕事やりやすいです(回答者:40代男性・アプリケーション)
・画質が綺麗でリモート会議がしやすい(回答者:30代男性・ITインフラ)

「マウス(トラックボールマウス含む)」の良さを教えてください。

・マウスに戻るボタンが付いている。(回答者:20代男性・ITインフラ)
・腕を動かさないため、肩が凝りにくい(回答者:20代男性・ITインフラ)
・モニタの端から端までカーソルを移動させるのに楽である箇所(回答者:20代男性・ヘルプデスク)
・腕を動かす必要が無いので、肩こり対策にもなるかと。マウスを動かす場所も必要無い(回答者:40代男性・ファームウェア)
・腱鞘炎対策のために購入したが角度が二段階にできて程よいポジショニングを取れる。また、充電式のため長く使える。(回答者:30代男性・ITインフラ)

「キーボード(静音タイプ・メカニカル含む)」の良さを教えてください。

・静か(回答者:20代女性・ITインフラ)
・打鍵時がとても気持ち良い。(回答者:30代男性・ITインフラ)
・好みにより軸は変わりますが私は静音で軽く押せる赤軸が好みです。(回答者:20代男性・ITインフラ)
・毎日触れる機器なので、少しの使い心地や使い勝手が大きな差になるから(回答者:20代男性・ケミストリー)

まとめ

今回のアンケートでは、エンジニアの仕事に役立った資格、今後さらに高めたいと思っている技術・スキルの実態、そして仕事に役立つガジェットについて回答していただきました。IT業界の進化のスピードは速く、現在身につけている技術やスキルだけで将来も仕事をし続けることは困難であり、多くのエンジニアが資格を取得し、さらに技術やスキルを高めようと努力しています。

ほかのエンジニアと仕事をする機会があっても、資格やスキルアップの話はなかなか聞けないものです。このアンケートを参考に、将来自分がどのようなスキルを持つエンジニアになりたいのか、一度じっくりと考えてみはいかがでしょうか。

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