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SESエンジニアは転職できない⁉理由やベストなタイミングを解説

2022.11.30最新更新日 2024.01.09

SESエンジニアは転職できない⁉理由やベストなタイミングを解説

「SESエンジニアは転職できない」という話を、聞いたことはありませんか。今まさに転職を検討中のSESエンジニアは、「本当に?」「なぜ転職できないのか?」と不安や疑問を感じることでしょう。
そこで、「SESエンジニアが転職できない」と言われる理由を紹介します。転職するとしたらいつがよいか、どのような職場がおすすめかという点も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

SESエンジニアは本当に転職できない?


結論から言うと、SESエンジニアは「転職できない」というよりも、「転職しにくい」現実があります。前提として、エンジニアの転職ではある程度のスキルが必要です。とくに、年齢が上がれば上がるほど、求められるスキルも高まります。その中でも、SESエンジニアの転職はその勤務形態や職場環境から、心理的・時間的な影響を受けやすい職種です。
SESエンジニアが転職を成功させるためには、スキルアップを図りながら転職のタイミングや就職先を見極めることが大切になります。

SESエンジニアが転職できない2つの理由


SESエンジニアは転職できないというよりも、転職しにくい現実があることがわかりました。では、なぜSESエンジニアは転職しにくいのでしょうか。ここでは、SESエンジニアが転職できない・しにくい状況の理由を2つ紹介します。

・退職に対して不安や迷いがある

転職を迷っているSESエンジニアの中には、保有スキルが少ない、実践経験が不十分などの不安要素があり、なかなか退職に踏み切れない方もいます。「自分を採用してくれる転職先はあるのだろうか」「退職しても転職先が見つからないかもしれない」と考え、現在の職場に残るSESエンジニアも。最終的には、「案件が変わればまた違った経験ができるから、まだ転職しなくてもいいのではないか」と転職をあきらめるSESエンジニアも少なくありません。
このように、SESエンジニアが退職できない理由には、心理的な要因も関係しているのです。

・転職活動を進める時間的余裕が少ない

SESエンジニアの勤務条件によっては、長時間の残業や休日出勤などが発生します。すると、次のような転職に向けた準備がなかなか進められません。

● 転職先のリサーチ
● 履歴書などの書類作成
● 面接の練習 など

SESエンジニアが転職できない理由としては、ほかのエンジニア職と同様に「転職したい気持ちがあっても、時間的な余裕がなくて動けない」というケースも多いのです。

SESエンジニアのベストな転職タイミング


SESエンジニアが転職できない理由には、心理的・時間的な問題があることがわかりました。とはいえ、それらをクリアできれば、転職できる可能性が高まります。
SESエンジニアの転職を成功させるためには、タイミングの見極めも大切になります。ここでは、SESエンジニアのベストな転職タイミングについて見ていきましょう。

・SESエンジニアになってから何年後?

SESエンジニアが転職するタイミングは、現職場での勤務経験が1年未満でも挑戦できます。転職活動で大切なのは、勤務期間よりも会得できたスキルの内容のためです。
とはいえ、勤務期間が極端に短すぎると採用担当者は「すぐ辞めてしまうのでは?」と不安になり、採用を見送る可能性が高まります。最低でも数か月の勤務期間を経てから、転職活動を進めるとよいでしょう。

・転職時の年齢は関係ない?

転職可能な年齢に制限はありませんが、年齢に見合ったスキルが必要です。たとえば、設計は30代、遅くても40代になる前には実践経験を積んでおきたいところ。転職活動を進める前に自身のキャリアプランや人生設計を改めて見直し、どれくらいのスキルが必要か把握しましょう。

・報告は転職先が決まってからがいい?

報告は転職先が決まってから、かつ転職先で勤務を開始する日の1か月前にはしましょう。転職の報告は法律上、2週間前でOKです。しかし、現実的には1か月未満だと業務への支障が大きく、かつ転職者に強い批判が集まる可能性が高まります。逆に、3か月以上など転職する日に余裕を持たせすぎると、今度は転職先が待てず採用が見送りになるケースも。以上を踏まえると、転職の報告は1か月前が無難です。
なお、報告の順番は①派遣元(SES企業)②派遣先です。引き止めにあっても気持ちがゆらがないよう、転職の意志をしっかり固めてから報告しましょう。

SESエンジニアのおすすめ転職先


最後に、SESエンジニアの転職先としておすすめな業種を3つ紹介します。転職先で迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

・SESからSES

SESエンジニアは転職できない・しにくいと紹介してきましたが、実はSESからSESへは比較的簡単に転職可能です。とくに、次のような要件が合致すれば採用されやすい傾向にあります。

● SESエンジニアの希望年収とSES企業の単価
● SESエンジニアのスキルと案件のレベル

SESのメリットは自社開発の閉じられた技術だけではなく、さまざまな現場で技術を吸収できる点にあります。また、特定の分野に特化したスペシャリストであれば難易度の高い業務を任せられたり、チャレンジングな現場にアサインしたりするチャンスも。
SESからSESへ転職する際は自分が目指すエンジニア像を改めて振り返り、SES企業が確保している案件などの情報と照らし合わせて自分に合っているか検討してみるとよいでしょう。

・SESからSler

SESからSlerの転職は、SESからSESよりも難易度が上がります。SlerではSESエンジニアで経験することが少ない要件定義やディレクションなど、上流工程のスキルが必要になるためです。
しかし、SESエンジニアとして働きながら、スキルアップに向けて独学を続けている方は、Slerへの転職も十分選択肢に入ります。とくに20〜30代でまだまだ伸びしろがある方は、Slerへ転職することで大幅な年収アップも期待できるでしょう。

・SESから異業種(営業など)

SESエンジニアの知識やスキルは、異業種でも役立ちます。とくに、次のような業種ではSESエンジニアのPC操作能力やコミュニケーション能力を活かすことが可能です。

● 営業
● 事務
● 人事
● 製造
● 販売 など

SESエンジニアとしてのキャリアプランにお悩みの方は思い切って異業種に転職し、自分の新たな強みを発見してみてはいかがでしょうか。

SESエンジニアはスキルがあれば転職できる!

「SESエンジニアは転職できない」と言われますが、「スキルがなければ転職しにくい」というのが現実です。逆に言うと、日々スキルアップに向けて努力しているSESエンジニアは、問題なく転職が可能です。
また、SESエンジニアの転職先は同業種だけでなく、異業種も選択肢に入ります。転職先を決める際は自分のスキルや経験、今後の人生設計などを踏まえながら検討していきましょう。

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