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派遣エンジニアの残業の実態を600名に調査!年収から働き方まで幅広く解説!

2022.10.12最新更新日 2024.01.09

派遣エンジニアの残業の実態を600名に調査!年収から働き方まで幅広く解説!

残業時間の実態を、エンジニア600名に調査

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今回は記事の作成にあたり、600名を超える現役エンジニアに残業時間に関するアンケートを行いました。そして、派遣エンジニアとして働く人の残業の実態は以下のような結果であると分かりました。

0時間~10時間 235人
11時間~20時間 155人
21時間~30時間 86人
31時間~40時間 46人
41時間以上 27人

time

アンケートの結果によれば、残業時間が「0時間から10時間」以下であるという回答が最も多く、全体の4割以上を占めています。次いで多いのが「11時間から20時間」以下であるという回答でした。全体として、20時間以下の残業時間であると答えた人が過半数を占めている結果でした。

残業時間が「21時間から30時間」以下であると答えているのは、全体の約15%の割合です。残業が31時間を超えるという回答も、約15%という結果でした。

民間企業の調査による残業時間の平均は約25時間であるため、派遣エンジニアの残業時間は平均よりも短い傾向があると考えられます。

参考URL

派遣エンジニアの残業時間と年収の関係は?

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今回、アンケートでは年収に関する調査も実施しました。ここでは、以下の3つにわけて各残業時間における年収との関連性を調査していきます。

● 0時間~20時間以下
● 21時間~40時間以下
● 41時間以上

残業時間:0時間~20時間以下

0時間~20時間

残業時間が20時間以下であると回答した人の年収は、上記のグラフのような結果でした。年収が400万円未満であるという人が49.0%であり、過半数を占めています。次に多いのが、年収400万円から599万円以下の方でした。残業時間が20時間以下である場合、年収が600万円を超えているのは全体の16.7%であるという結果です。

残業時間:21時間~40時間以下

21時間~40時間

残業時間が21時間以上40時間以下であると回答した人の年収は、上記のグラフのような結果でした。年収が400万円から599万円以下であるという回答が43.2%と最も多く、過半数を占める結果でした。また、年収が1,000万円を超えている人も増加傾向にあることがグラフから読み取れます。

残業時間:41時間以上

41時間以上

残業時間が41時間以上であると回答した人の年収は、上記のグラフのような結果でした。年収が600万円から999万円以下であるという回答が61.5%と最も多く、全体の約6割を占めています。また、年収が599万円以下であるという層は19.2%ほどと少なく、600万円以上の収入を得る可能性が非常に高いと考えられます。

派遣エンジニアは残業が多い?

上記で紹介したアンケート結果では、派遣エンジニアの残業は一般的な企業よりも少なめであるという結果が出ました。ここからは、派遣エンジニアとして働く上での残業の実態についてさらに深掘ります。

派遣元企業によって、残業計算方法は変わる

派遣エンジニアとして働く場合は、派遣元企業によって残業の計算方法が変わります。
例えば、見込み残業(みなし残業)制度を採用している企業では、一定の残業時間を想定して固定給の中に含められます。一方で、通常の業務時間を超えた分だけを残業代として「100%支給する」としている企業は、別途で支給される形です。
派遣エンジニアは派遣元企業が採用する計算方法に基づいて残業代が決定するため、企業選びの際にはチェックしておきましょう。

トラブルが発生した場合には、残業が必要な場合もある

一般的に残業時間が少ないことはお分かりかと思いますが、業務終了時刻の直前にトラブルが発生した場合には、残業をせざるを得ないことがあります。なお、リリース後のトラブル・顧客対応などは長時間に及ぶことがあり、そのような場合は保守部隊や専門部隊へ対応を引き継ぎすることがあります。

残業が少ない業務で派遣エンジニアとして働くには?

以下のような働き方を選択することで、より残業が少なく派遣エンジニアとして働くことが可能です。

保守運用や進捗管理の仕事をする

派遣エンジニアで、保守運用や進捗管理の仕事をすると、残業を少なくできる傾向があります。
24時間体制で業務にあたりますので、あらかじめ指定された時間でシフトが組み込まれており、人材が確保されていることで残業のリスクが低いためです。
ただ残業が少ないとはいえ、ネットワークの設計や構築、トラブル対応によっては長時間の残業が必要な場合はあります。

知っておくべき、36協定とは?

36

派遣エンジニアに限った話ではないですが、36協定とは、1ヶ月あたり45時間、年間で360時間を残業時間の上限とする協定です。派遣エンジニアとして働く際には、派遣会社が36協定に抵触しないよう労務管理を徹底するため、健全な働き方を実現できます。

派遣エンジニアとしての働き方は、メリットが大きい!

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派遣エンジニアは、残業は比較的少ないことが分かったかと思います。それに加えて、以下のようなメリットも派遣エンジニアとしての働き方の魅力です。派遣エンジニアとしての働き方を検討している人は、ぜひ参考にしてみることをおすすめします。

未経験から挑戦できる求人が多い

現在、IT業界は人材が不足している状態です。政府の試算によれば、今後10年以内にその人材不足は約79万人にも及ぶとされています。IT業界は、未経験者でも需要が高まっている状態です。サーバー監視やデータ入力、プロダクトのテストなど、未経験者を募集している求人が豊富にあります。

異業種からのキャリアチェンジを検討している人や、これからさらに需要が高まるIT業界で活躍したい人にも、派遣エンジニアとしての働き方をおすすめします。

図
引用:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

様々なプロジェクトでの業務経験が積める

派遣エンジニアは特定の企業に正社員として所属することがないため、様々なプロジェクトにおける業務経験を積むことが可能です。

派遣先により異なる内容のプロジェクトに携われるため、複数の現場においてスキルアップすることができます。

また、働く環境が変わることで、異なるスキルを習得することが可能です。派遣エンジニアは、業務の中で幅広い知識や技術を学んだり、経験したりすることができます。幅広い視野を持ち、エンジニアとして成長したいという方にも派遣エンジニアはおすすめです。

大手の企業で働くチャンスがある

大手の企業において、正社員として就職するのは非常に難易度が高いです。しかし、派遣エンジニアであれば大手企業のプロジェクトにも参加することができます。業務において活かせるスキルや知識を持っていれば、様々な規模の会社で経験を積むチャンスが多いです。大手企業での業務経験は、キャリア形成の上でも強みになります。

キャリア形成がしやすい

派遣エンジニアは、どのような経験を積むかや、どういったスキルを学びたいかに沿って、業務内容 を見極めることができます。そのため、業務を通じたキャリア形成がしやすいです。また、多くのプロジェクトに携わっていく中では、エンジニアとの人脈を広げることもできます。エンジニアとしてキャリア形成を主体的に行っていきたいという人にも、派遣エンジニアはおすすめです。

まとめ

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本記事では、派遣エンジニアの残業時間の実態をはじめ、残業が少ない仕事に就く方法や、派遣エンジニアとして働く上でのメリットなど幅広く紹介しました。派遣エンジニアとして働く場合は、ワークライフバランスや収入など、自分の軸によって働き方をコントロールすることが可能です。働き方の自由度やキャリア形成のしやすさに関心がある人は、ぜひ派遣エンジニアとしての働き方を検討してみてはいかがでしょうか。

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