SESだからこそ、オシャレに。気分も上がるファッションコーデ～レディース編～

SESで働いている女性エンジニアにとって常駐先のドレスコードは気になるところでしょう。金融系のファッションはスーツコーデやオフィスカジュアル必須であることも多いですが、Web系やゲーム会社はラフな服装でもOKであることが多いです。ただし露出度の高い服は、どの会社であっても避けるべきでしょう。
そこにある程度合わせていかなければ、服装で浮いてしまうこともあるでしょう。
ここでは、「Web業界から金融業界に配属になったけど服装どうしよう…」といったように、常駐先に合わせた服装について悩みをお持ちの方のため「ファッションコーデ・レディース版」を発信します。
違う業界になっても困らないファッションコーデで、楽しく仕事を乗り切りましょう。

【自由度1：★】シンプルなオシャレを追求

「配属されてまもない」「自由度の少ない会社に常駐」の場合スーツコーデが無難です。
配属されてまもないエンジニアは、ドレスコードがわかるまでスーツコーデにするのがおすすめです。
また、常駐先が金融系や古くからあるメーカーの場合、ドレスコードがスーツが必須というケースも多いため、エンジニアも同様な服装が求められます。
私服OKの常駐先の場合、オフィスカジュアルコーデでも大丈夫です。

スーツコーデにもひと工夫

スーツコーデだからといって、就活スーツは野暮ったく見えるためやめた方が良いでしょう。
常駐先企業の印象も悪くなります。
企業によっては暗黙の了解で、スーツの色に厳しい場合もあるのです。真っ黒ではなくネイビー程度のスーツにうっすらストライプ等の柄のあるものが良いでしょう。
以下のポイントに留意し、ひと工夫したスーツコーデにしましょう。

• 真っ黒なスーツは避ける
• インナーとスーツの色の組み合わせで差別化を図る
• ほどよいフィット感でバランスよく着こなす

スカートは、ふわっとしたものなら柔らかい印象になります。また、タイトなスカートやパンツは洗練されて仕事ができるイメージを与えるのです。
特に色の指定がない場合、色の組み合わせで工夫します。

インナーで差別化を

インナーとスーツの色の組み合わせもオシャレを左右する大事なポイントです。
スーツのシルエットやインナーとの組み合わせで、知的な雰囲気を醸し出すスーツ美人になれるでしょう。

オフィスカジュアルコーデで大人っぽく

オフィスカジュアルはオフィスワークに適したファッションのことです。
スーツコーデをキレイに着崩したコーデをイメージすると良いです。
明確なルールはありませんが、下記のように抑えるべきポイントがあります。

• 会社の雰囲気に合わせたファッション
• ベージュ・ネイビー・グレー・ブラック・ホワイトなどのベーシックカラーを基調とする
• 肌の露出を避ける

スカートの場合、膝が隠れる程度にして清潔感があふれるコーデにまとめます。
柄はありすぎない方が良く、基本的には無地でまとめましょう。

春のオフィスカジュアル

重い印象を与える色は避け、ベーシックカラーだけではなく明るめの色を取り入れることで春らしいコーデになります。おすすめはカーキやライトブルーです。
例えば、

• トップスをカーキ、ボトムスをホワイト
• トップスをネイビー、ボトムスをライトブルー

といった組み合わせがあります。
他にも、アウターや小物を暗めの色にすると全体が引き締まります。

夏のオフィスカジュアル

暑いからといって、露出の多いファッションはオフィスにふさわしくありません。
肩を出す服は避けるべきでしょう。肩から袖がふんわりしたトップスなら風通しも良く、おすすめです。

秋のオフィスカジュアル

トップにジャケットやカーディガンを羽織ると簡単にスタイリッシュなコーデができるでしょう。
色は秋らしくネイビー・黒・グレーがおすすめです。

冬のオフィスカジュアル

アウターで黒やブラウンなどの暗めの色を選んだ場合、ポイントにパープルやブルーなどの明るめの色を組み合わせます。
防寒対策にニットを着るのもおすすめです。
タートルを着る場合、髪の毛はアップにしてバランスを取りましょう。

【自由度2：★★】プライベートでも着まわせる

自由度2のコーデはオフィスカジュアルより自由なコーデであり、多くの企業はここに該当するでしょう。
例えば、服装自由な外資系企業や、中小企業で服装自由なところが該当し、オフィスカジュアルではNGな柄物も楽しめます。
自由度2のポイントは以下の点です。

• きれいめな印象を残した適度なラフ感のあるコーデができる
• 柄物を取り入れた自由なコーデを楽しめる
• ラフなパンツスタイルで仕事帰りのお出かけにも対応

ゆったりとしたカーディガンやラフなパンツスタイルでも会社に着ていけます。
靴もパンプスだけではなく、ヒールのないバレエシューズやスニーカーと組み合わせるなど工夫をすることで、仕事帰りもそのまま遊びに行けるでしょう。

柄物を取り入れたコーデ

花柄やストライプなど、柄物を取り入れて少し自由におしゃれを楽しむこともできます。

ベージュのシャツと花柄のフレアスカート

ベージュのシャツと花柄のフレアスカートの組み合わせは上品で女性らしいコーデです。
色が落ち着いているため、オフィスで浮くこともありません。

ストライプのワンピース

自由度2のコーデは私服に取り入れやすいコーデができるのが魅力です。
会社帰りに活躍してくれそうなワンピースは、清楚なデザインを選ぶことでオフィスにも対応できます。
足元をローファーにするとエレガントな印象になるでしょう。

チェック柄のテーパードパンツ

チェック柄も人気です。
チェック柄のテーパードパンツを履く場合、トップスはシンプルなアイテムを選びましょう。
テーパードパンツは、腰回りが広く、足首に向かって細くなっていくズボンのことです。
足元をスニーカーにすることで、通勤も楽になります。

1年中人気なニットコーデ

ニットコーデは1年中活躍します。女性の場合、夏用のニットも多くあります。
ニット単体のコーデのほか、シャツと組み合わせるなどしても良いでしょう。

ベージュで統一

ニット・カーディガン・パンツを全てベージュで統一し靴やバッグを茶色にするとヘルシーな印象になります。

ホワイトニットで品の良いコーデ

ホワイトニットに、ホワイトジャケットを羽織り、キャメルのパンツを組み合わせると上品で大人っぽいコーデになります。
ただし、厚みのあるニットとジャケットを合わせてしまうと着ぶくれしやすいので、注意が必要です。

ミント色のニットでかわいさUP

ふわふわしたかわいいミント色のハイネックニットを選びます。2月や3月頃の場合は、ボトムスを同系色の花柄スカートにすることで、春を先取りしたコーデが楽しめるでしょう。

【自由度3：★★★】自分が好きなファッションで

自由度3はかなり自由度の高いところです。基本なんでもOKです。
例えば、ゲーム会社やWeb系の会社が該当します。
清潔感があるなら、ジーパンでも許されるのです。プライベートと同様な格好ができるため、ファッションコーデを自由に楽しめます。ただし、下記のような点には注意します。

• 他人が不快感を覚えるデザインの服は控える
• ラフであっても清潔感にはこだわる
• 露出度に気を付ける

ノースリーブでオシャレの上級者に

服装自由ではあるものの、袖なしはNGのところも多いため、自由度3ならではです。
ただし、着こなし方によっては、不快に思われかねないため、気を付けた方が良いでしょう。
場合によっては、仕事ができないエンジニアといった評価を受ける可能性があります。
袖がない分、首回りがあまり出ていないデザインのものを選ぶことによって露出を控え目にしましょう。
ノースリーブを着る場合、軽く羽織るものを用意しておくのもおすすめです。

パーカーコーデでラフなオシャレに

パーカーコーデは楽な服装で人気です。
ヨレヨレな印象にならないようにおしゃれなコーデにしましょう。

パーカー×スカート

ブルーのプリーツスカートに黒パーカーを組み合わせると大人カッコ良いコーデになります。
スカートの色をクールカラーにすることで、清潔なイメージになるのです。
プリーツスカートは、女性らしいシルエットでオフィスにもぴったりでしょう。

パーカーワンピース

パーカーワンピースは、ワンピース型のパーカーのことで、ゆったり着ることができます。
パーカーワンピースにきれいめパンツを合わせることで女性らしい着こなしになります。パーカーワンピースだけで着ると部屋着のような、かなりラフな印象になりますが、パンツを組み合わせることでトレンドを意識したコーデになります。
このときパンツの丈を短めにすることで、抜け感も演出できるでしょう。
また、夏はパーカーワンピースをシャツワンピースに変えて着るのもおすすめです。

【番外編：＊＊＊＊】アクセサリーでワンポイントオシャレ

さりげない小ぶりなアクセサリーでワンポイントアクセントを加えます。
無難にいくのであれば、時計にこだわりワンポイントアクセントを加えるのが良いです。
自由度が高いところは他のアクセサリーを付けても良いでしょう。
ピアス、ネックレス、髪留めなどで変化を付け、差別化を図りましょう。

おすすめできないファッション

オフィスコーデには、服装が自由な企業であっても避けるべきファッションがあります。
そのようなコーデにすると印象も悪くなるでしょう。
具体的に見ていきます。

露出のしすぎはNG

露出をしすぎると敬遠されやすく、TPO的にも良く思われません。
特に避けるべきアイテムは以下の服装です。

• オフショルダーのトップス
• ミニスカート
• ショートパンツ

トップスは半袖のカットソー程度、自由度3であれば首回りの露出が少ないノースリーブまでにしておきましょう。
スカートは膝丈より少し上ぐらいの丈が許される範囲です。
また、極端にボディラインを強調したようなファッションもオフィスでは好まれません。
一緒に働く人が不快感を持たないファッションを心がけましょう。

シワのつきやすい素材

オフィスに着用する服はシワのつきやすい素材は避けるべきでしょう。
シワのつきやすい素材を着てしまうと、仕事から疲れて返ってきているのに「シワを伸ばす」という作業をしなくてはならなくなります。
特にスカートは座る動作によってシワがつきやすくなるため、要注意です。
コットン・リネン・レーヨンはシワになりやすいため、オフィス用には避けた方が良いでしょう。
ポリエステル・ナイロン・ウールのようなシワのつきにくい素材のものを選ぶと、気にならずに済みます。

まとめ

服装自由な印象があるSESですが、常駐先によりドレスコードがあります。
スーツコーデやオフィスカジュアルなど常駐先のドレスコードを知ることで、常駐先に合った服装ができるでしょう。
自由度が少ない会社であっても、アウターとインナーの組み合わせ次第で、おしゃれを楽しめます。
自由度が高い会社はラフな格好が許されますが、人に不快感を与えるファッションには気を付けましょう。